企画力が問われるすべてのビジネスマンに。
電通のクリエイティブ能力開発、金沢美術工芸大学で成果をあげている独自の「ひらめき」メソッドを伝授する。。
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いいアイデアを次々と思いつく人をみて、「やはり、自分と違って頭の出来がちがうのだ」「自分は頭が悪いからアイデアを生むのに向いていない」と、あきらめる前に読んでいただきたい一冊。
我々は「ひらめき」は努力やトレーニングと無縁の話と思ってしまっている。ところが、著者はいいアイデアを考えるには理論的な方法があるという。「トレーニング」すれば誰でも発想力を身につけることができるというのだ。本書は、電通クリエーティブ能力開発や金沢美術工芸大学で効果をあげているアイデア・トレーニング法の内容を、基礎から応用、実践編まで惜しげもなく紹介した一冊だ。
最近の脳研究からも実証されてきたように、「ひらめき」とは、常識的で論理的な働きをする左脳と、視覚的なイメージや感覚的な働きをする右脳の共同作業で生まれることが分かってきた。ところがアイデアを考える時に、我々は「言葉」だけで考えがちである。つまり論理的な働きをする左脳しか使っていないのである。なかなかアイデアがでないのは、ほとんど右脳を使っていないからである。そこでこの右脳を使うためにトレーニングが必要だ。つまり美大生が行っている視覚的なアイデア・トレーニングすることが、今まで使っていなかった脳の領域を働かせることにつながるのだ。
著者は電通でアートディレクターとして広告制作を手がける一方、クリエーティブ能力開発担当も兼任。金沢美術工芸大学教授として、独自のアイデア発想法を学生に伝授している。それは、デザイナーやアーティストの発想を豊かにするための理論的なトレーニングである。それは視覚的な「見えるアイデア」の発想法だ。
だが、実はこの方法は一般的なビジネスの世界や実生活の上でも、いいアイデアを考えるために効果的に右脳、左脳を働かせることに通じる。つまりこのトレーニングで、斬新なアイデアを生むために必要な脳の領域を活性化させることができるのである。
アイデアに行き詰まりを感じたら、「自分は企画力がない」と感じたらすぐこの本に相談しよう。本書によれば、まず「自分には無理」という常識を破るところから始めなければいけないそうである。
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