出版ギョーカイ暴れん坊クン著者・編集者から物流、営業、書店員・・・etc.「出版ギョーカイ」の中でもひときわ目立つ「異色な人物」にスポットを当てるインタビュー企画。通して読めば出版の未来像が見えてくる!?

第4回 いまや「直木賞よりロードショウ」!? 小学館「文芸ヒット路線」の秘密とは/更新日:2006年4月11日(火)

今回の暴れん坊クン(( 小学館出版局 菅原朝也氏 ))

『世界の中心で、愛をさけぶ』『いま、会いに行きます』『県庁の星』・・・文芸書を出している出版社の中で、いま一番元気が良いとされているのが小学館だろう。その多くはタイミングよく映画化され、コミック化なども手伝ってそれが本の売れ行きに反映し軒並みベストセラーに・・・という状態だ。決して古い歴史を持つわけではない「小学館の文芸路線」のベースを築いてきたのが、小学館出版局の菅原朝也氏である。そのヒットの秘訣と、彼の文芸に対する思いを聞いた。
(取材日:2006年2月)

文芸業界は明らかにビジネスとして転換期。関心を集めるには「直木賞よりロードショウ」

小学館出版局 菅原朝也氏 写真

――菅原さんが手がけた文芸小説はことごとく映画化されてヒットする、という印象がありますが、その最初は松岡圭祐さんの『催眠』ですよね。これは、企画段階から映画化することを視野に入れていたんですか?

菅原 : いやー、最初はまったくの偶然です。実は、当時ぼくの長男が通っていた幼稚園に、脚本家の君塚良一さんのお子さんも通っていたんですね。妻と向こうの奥さんとの仲が良かったんです。そんな縁で君塚さんに『催眠』のパイロット版を渡したんです。そうしたら、ある日新宿の喫茶店に呼び出されて。なんだろうと思って行ったら映画監督の落合正幸さんたちを紹介してくれて、その場で「これ映画にしよう」と。

――へー、最初はお子さんが取り持つ縁だったんですね!

菅原 : ちょうどそのころ、角川書店さんが「リング」とか「らせん」を映画化していて、原作を含めたヒットになるのを見ていましたから、小説も映画化すれば売れると早いうちから思ってました。というより、皆さんご存じのとおり、ここ5、6年の文芸業界は明らかにビジネスの転換期ですよね。メディア環境が急激に変わって、賞の効果は相対的に落ちてきてる。当時から、読者の関心を集めるには、「直木賞よりロードショウ」だろうと言ってたんですが(笑)。

――うまいこといいますね(笑)

菅原 : 例えば、小学館の近くに共立女子大がありますけど、そこの学生さんに今期の直木賞の話をしても、たぶんほとんど知らないと思います。だけど、映画になったタイトルを言えば、みんな知ってるって言いますよね。やり方としてどちらを取るか、ということです。権威を否定してるわけじゃなくて。

――桂望実さんの『県庁の星』も、織田裕二さん主演で映画化されて話題になっていますね。こちらはいつごろから、映画を視野に入れていたんですか?

菅原 : いつからかと言われると難しいですが・・・。そもそも、著者の桂望実さんと次回作の話をしていたときに、「県庁のエリートが民間に」というプロットが桂さんから出てきたんですけど、話をうかがってる内に、僕の中でイメージがどんどん膨らんできまして。実は僕、小学館に入る前には高校の教師をしてたんですよ。

――そんな前職が!?

菅原 : ええ。それで、県の研修センターとかに行くんですけど、公務員の世界ってとにかく形式主義で。どんな細かいことでも必ず書面にして記録を残してファイリングして・・・小学館ではまったく考えられない(笑)。それは置いとくとして、県庁の上級職っていわゆる旧帝大出身だったりして、その地域では一番のエリートなわけです。そういう人がスーパーで働いたら・・・もう思い浮かべるだけで楽しいじゃないですか。

――ええ、たしかに。

菅原 : 県庁のエリートって、本来アタマがいいわけですから、スーパーでのやり方を覚えて県庁に戻ってくると、今度は役所の中のやりかたのほうがおかしいことに気づくんです。そこでナントカしてやりかたを変えていこうという、そういう気持ちになってほしいと。そのとき、彼は「県庁の星」になる、と思ったんですね。・・・あ、これは「巨人の星」から取ってるんですけど。

――あー!あれは「巨人の星」の「星」!

菅原 : そこですぐに「桂さん、タイトルは『県庁の星』で行きましょう!」って。そのときすでに「これは映画になりますよ!『踊る大捜査線』みたいな感じで!」って話してました。かなり暴走気味ですね(笑)。

――ってことは、原稿書く前ですよね?そのころは具体的に映画関係者に企画書を持ち込んだりしていたんですか?

菅原 : そこまではしてないです。ただ映画関係者のパーティーなんかで「いま何やってるの?」って訊かれると、「いやーイイ話があるんですよ」って話してた程度で。「どんなの?」「あのね、『県庁の星』」「なにそれ?」「県庁のエリートが民間のスーパーに出向してどたばたする話」「・・・まーた、面白そうなことやってるねー(笑)」みたいな。

――非常にネタとしてはわかりやすいですね。

菅原 : 原稿が完成してそろそろ入稿ぐらいのタイミングで、この映画を作ったプロデューサーから連絡があって、「実は、某俳優さんの主演で映画を一本撮ろうと思ってるんだけど・・・前たしか言ってたよね? なんだっけ・・・ナントカの星って」「・・・県庁?」「それー!」みたいな感じで(笑)。

――ほかの本なら、発売されて売れてからようやく映画化、みたいな話がほとんどなのに。それだけ、印象に残ってるネタとタイトルだったんですね。

菅原 : 売る前からっていうのは、プロデューサーの資質によるところも大きいですね。それと、よく言われるんですけど、僕の作る本って映像をイメージしやすいらしいんです。実際、市川拓司さんの『いま、会いにゆきます』も、見本を読んでもらった段階で映画の企画が立ち上がってますし。ある映画のプロデューサーには、脳の相性がいい、みたいなことを言われたこともあります。つまり、映像的なものを好むというか。映像的な認識が得意なんでしょうね。実は、写真の批評なんかも書いてましたから。

――ああ、だから小説からコミック化されたものも多いんですね。

菅原 : そうなんでしょうね。最初は松岡さんの『千里眼』からでしたけど、嶽本野ばらさんの『下妻物語』や、市川さんの『イマアイ』もやりましたし。『県庁の星』も、映画化の話が決定してからですね。メディアリンクしたほうが大きな商売になる、という考え方の会社でもありますけど。入り口を増やすと、最終的には原作に戻ってきますから、それを考えてやってますね。

映画と本は、まったく違うメディア。ちゃんと話し合っていいものを作る

――映画化にあたって、桂さんはどのように参加されているのですか?

菅原 : プロデューサーが原作者を積極的に入れるタイプの方だったんで、プロット段階、脚本段階のポイントポイントで入っていただきました。原作にないエピソードも桂さんから提案していただいたりしてます。どの映画の場合もそうなんですけど、プロデューサーや脚本家の方には、「映像化にあたって必要なエピソードがあったら作ってください。ただし原作のスピリットだけは損なわないでください」というお願いをしてます。

――確かに、映画と本とでは、明らかに異なるストーリーがいくつも出てきますね。

菅原 : 映画の人にも、「原作者は神聖にして冒すべからず」みたいな空気があるんですよね。でも、それはリスペクトというより、騒がれるとやっかいだから穏便に、みたいな気分が大きいんじゃないかな。映画と本って、まったく違うメディアですよね。映画は観客があくまでも受動的で、暗いところで集中して観させて、一種の催眠効果があって。一方、読書という行為は能動的なものです。文章を読んで頭の中に自分なりのイメージを膨らませて、という。

――本には本の、映画には映画のやり方があるわけですよね。

菅原 : そう、文法が違うんですよ。だから、原作どおりにやっちゃうと映画が成立しない場合がある。たとえば主人公の内面の語りをナレーションでやったら、かったるくて観ていられなかったりしますよね。それをどう映像で表現するか。場合によっちゃエピソードを削ったり増やしたりする必要もある。それを恐々やるんじゃなくて、ちゃんと話し合ってやったほうがいい。僕らは基本的には原作者の代理人ですけど、インターフェイスとしてクオリティチェックをしっかりやるというか。

――そうはいっても、編集として本作りの仕事をしながら、一方で映画に携わるというのも大変ですよね・・・。いま菅原さんは、何人くらいの作家を担当しているんですか?

菅原 : デビューからつき合ってる方が多いんで、担当って言われてもピンと来ないんですけど、リアルタイムで書いていただいてるのは常時5、6人ですね。それでいっぱいいっぱいな感じです。

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菅原 : もちろん書店さんへの営業は、グループの中に小学館PSという専門の会社がありますから、まずは事前にどの書店に行くかを営業と相談して、オフィシャルな注文書をもらってきて。そうしないと、突然1人で話をしに行って、何百冊って注文を取ってきても、営業も困りますからね。

――今でこそ、書店員に編集者がアクセスすることは珍しくないですが、菅原さんはなぜ早くから、書店に目を向けていたんですか?

菅原 : 本って、「わざわざ買いに行く本」と「ついでに買っちゃう本」があるじゃないですか。どっちかって言うと、文芸はついでに買っちゃう本。だから、書店店頭でたくさん積んで、読者とのアクセス数を増やすことは重要だと思うんです。松岡圭祐さんの『催眠』のときも、新宿の紀伊國屋書店の方に見本を読んでもらったら、路面のワゴンにどーんと置いてくれて。それで何百冊って売れたら、ほかの紀伊國屋さんも黙っちゃいなかった。

――そうやって売り場を拡大していったんですね。

菅原 : なんか編集者って、つい文化的な仕事みたいに錯覚しがちだと思うんですよ。僕らはメーカーで、クリエイティブなことをやってるのは、作家でありデザイナーでありカメラマンであり、僕らができるのはアレンジだけだと思う。だったら、売る目でも本を見ないと。売るために思いついたことは何だってやればいい。

――今は、どの出版社も「良い本を作るだけではダメだ、いかに売るかを考えよ」と言い出しています。しかしそうは言っても、売るほうにも注力していては、結果として編集者の負担が増えてしまって大変ですよね。

菅原 : そんなに大変かなぁ・・・。たしかに時間はないですけどね。とにかく、僕は才能のある人が好きなんです。なんとかしてその人が食えてほしいし、売れてほしい。だけど、作家ってなかなか売れないじゃないですか。例えば1500円の本が印税10%だとして、仮に1万部刷ったとしても、作家の取り分は150万円でしょう。がんばって年3冊出しても、年収450万円。これだけ才能があるのにそんな年収ありかよ、と思うんですよ。

――サラリーマンじゃないから、保険だって年金だってないですもんね。

菅原 : 特に僕の場合は、デビューから関わる場合が多いですから、いわばこっちの世界に引きずり込んでしまってる。こんなツブシの効かない世界に(笑)。だから彼らには売れてもらいたい。しっかり年収を取ってもらいたい。売れないと寝覚めが悪いじゃないですか。そう考えると・・・家になんか帰ってる場合じゃない。

――(笑)

菅原 : だってサラリーマンなんだから、ちゃんと給料はもらえるし保険もある。だから家族だって食えてるんだから。「子供には父親が必要なのよ」って言われたって、そんなのオプションだよ、と・・・あぁ、ここはカットしといてください。日本中のお母さんを敵に回しちゃう(笑)。

「活字離れ」と言われてあきらめたくない。小説で悪くない時間を過ごせるんだから

――いまでも貴社の文芸編集者はお2人なんですか?

菅原 : いえ、最近は3人だったんですが、今年また増えて、いまは5人です。最初の頃・・・女性誌の編集部から石川(和男)が入ってきたのが6年前になりますが、それまでは1人で。それから3年ぐらいは2人で。もともと僕のいた第11編集部というのは、「その他編集部」と言われていて、民俗学の本を作る者もいれば、バッハ全集を作る者もいて。何でもありな状態だったんですよ。

――文芸方面に新規参入するということで、会社からの抵抗はなかったんですか?

菅原 : たしかに、小説っていうと伝統と既得権の世界というイメージがありましたね。やっぱり有名作家じゃなければ売れないっていう空気もあったし。だけど、小学館にはもともとマンガ屋の文化があって、漫画家と編集者のつき合いという蓄積がありましたからね。いまは専務になっている白井(勝也)が、立ち上げのときには作家とはこういうもんだとか、いろいろ気にして教えてくれて。よっぽど頼りなかったんでしょうね(笑)。

――白井さんご自身が、漫画編集者としては『美味しんぼ』を立ち上げるなど有名な存在ですよね。

菅原 : ここ数年、仲間うちでよく、「文芸復興したいね」って話をしてたんですよ。活字離れと言われてあきらめるんじゃなくて、本にお客を取り戻したい。小説って面白いじゃないですか。悪くない時間をすごせると思うんですよ。たしかに実利目的ならタメにはならないかもしれない。ジョン・ファウルズの『魔術師』の中に、「たかだか五つ六つのちっぽけな真理をつかむために、なぜ苦労して作り事の文章を何百頁も読まなきゃいけない」ってありますけど(笑)。

――『世界の中心で、愛をさけぶ』は320万部を超えました。これは相当数の方が読んでるわけですよね。

菅原 : 『セカチュー』は石川の仕事ですけど、あの本は図書館で借りたりしている人も含めれば1000万人近くの人が読んだんじゃないかと思います。それはきっと日本の文化にも何かしらの影響を与えたんじゃないかと思うんです。

――たしかに。でもだからこそ、『セカチュー』に対しては批判的なことを言う人も出てきましたね。

菅原 : 100万部を超えたあたりから、そういう批判・・・というより非難ですね、それが特に出てきましたね。でも、基本的にちゃんと読んで批評していたとは思えないんですよ。あの作品で表現されていた死生観は、そんなに侮れるものじゃないと思いますよ。それに、読書人口を増やしたことは事実ですよね。読書習慣のベースを作ったっていうか。そっちはほとんど評価されてないんですよね。

――今って児童書では『かいけつゾロリ』や『ハリー・ポッター』などの大ヒットが出ていますけど、その次に何を読むか・・・という部分がない気がします。そんな中に『セカチュー』って「次の本」として、うまくハマってる気がしますね。

菅原 : 即、「次の本」じゃ本当はハードルがちょっと高いんですけどね。でも、小学校の図書館なんかに入ってるのも事実です。僕は、読者の「読書力」みたいなものをピラミッド構造で考えてるんですよ。一番底には字を覚えたばかりの人がいるとして、本をよく読む人ほど上にあがっていく。で、どんどん数が少なくなってくる。『セカチュー』や『イマアイ』といった本は、数字的にまさにピラミッドでいう大きい部分の層が読んだんだと思います。それより上位の読者は、例えば飯嶋和一さんなんかを読んでいると思うんですが。

――そうか、確かに飯嶋和一さんは通好みな作家さんですね。

菅原 : 飯嶋さんの読者は相当本に慣れてる人ですから。だって、編集者だってゲラを開いた瞬間、ちょっとビビりますよ。漢字は多いし改行は少ないし(笑)。片山さんのも、『セカチュー』の次は、ちょっと上級編で、ぜひ『最後に咲く花』を読んでください。はっきり宣伝入ってますけど(笑)。それにしても、飯嶋和一さんの本を作ったのも、『下妻物語』や『イマアイ』を作ったのも、同じ編集者なんですけどね・・・。

――小学館さんの場合は、本の奥付にも編集者の名前が載りますしね。

菅原 : いずれにしても、飯嶋さんは本当に読んでほしい作家なんです。過去を舞台にした時代小説を書く人は多いけど、大きな歴史小説を書ける作家って、数少ないと思うんですよ。小説でしか読めない、大きくてしかも面白い話が揃ってる。ご本人も「映画化できないようなものを書く」と言っていますし。『雷電本紀』なんて、どう考えてもキャスティング不可能でしょ(笑)。

――『小林サッカー』みたいなド派手なCG使えば別かもしれないけど(笑)。

小学館出版局 菅原朝也氏 写真

菅原 : ハリウッド並みに製作費がかかりますよ(笑)。それより、初めて『始祖鳥記』の原稿を手にしたときは、日本人ってスゴいんだぜって皆に言いたくなった。空を飛びたいと思って羽作りを始める幸吉は、たしかに変人扱いされるけど、やりたいと思ったらやればいい。そういう話なんです。そうすれば、出来なかったことが出来るようになるんだ、って。皆そうなんですよ。やりたいと思ったらやりゃいいんですよ。

――確かに、それは仕事とかすべてにつながる話ですよね。

菅原 : そうそう。よく、「会社がこの企画をやらせてくれない」とかってグチを言う人がいるけど、下が情熱持ってワーッと言えば、理屈が真っ当なら、上は面白がってやらせてくれますよ。もし企画が通らないなら、別個に時間を作ってやればいい。で、ハードワークになるかもしれないけど、そういうハードワークって辛くないと思うんですよね。


面白い文章、良いコンテンツなんてものは、もはや同人誌やWebを見れば幾つも見つけ出すことが出来る。そんな中で、商業出版社とは何をするところなのか? それは「よりコンテンツを磨くこと」、そしてメディアミックスを含め「コンテンツを広める」ことにほかならないと筆者は思う。その意味において、菅原氏は間違いなくプロである。良いものさえ作れば、誰かが売ってくれる・・・そんな時代ではないのだ。(取材・文/梶原治樹)

■小学館 http://www.shogakukan.co.jp/


書籍一覧表

催眠
『催眠』
松岡 圭祐(著)
【小学館】
650円(税込)
ISBN-4094032517
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県庁の星
『県庁の星』
桂 望実(著)
【小学館】
1360円(税込)
ISBN-4093861501
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いま、会いにゆきます
『いま、会いにゆきます』
市川 拓司(著)
【小学館】
1575円(税込)
ISBN-409386117X
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千里眼
『千里眼』
松岡 圭祐(著)
【小学館】
690円(税込)
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下妻物語
『下妻物語』
嶽本 野ばら(著)
【小学館】
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世界の中心で、愛をさけぶ
『世界の中心で、愛をさけぶ』
片山 恭一(著)
【小学館】
1470円(税込)
ISBN-4093860726
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最後に咲く花
『最後に咲く花』
片山 恭一(著)
【小学館】
1470円(税込)
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雷電本紀
『雷電本紀』
飯嶋 和一(著)
【小学館】
730円(税込)
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始祖鳥記
『始祖鳥記』
飯嶋 和一(著)
【小学館】
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