2002年6月27日(木曜)
薄曇で蒸し暑い!
午前11時前に一度起きたが軽い頭痛。体に合わせて鎮痛剤を多めに飲んだら死ぬほど爆睡!起きたら午後2時!げっ!慌ててタクシー会社へ行く。午後3時、優しい会社の職制の方々に笑顔で見送られて出庫。えぇ会社やぁ!本日も海遊館は休館日。何も知らずにやってきた人達で大賑わい!
しゃあけど在阪各タクシー会社は朝礼で、
「本日、海遊館は休館日です!注意して下さい!」…と言わへんのやろかぁ?
「本日、海遊館は休館日です!…がぁ、知らん振りして行って下さい!売上優先親切後回し!」
と言ぅてるんとちゃうかぁ? 来館する実車タクシーの数が普段の平日より確実に多い!
2002年6月28日(金曜)
曇時々こぬか雨でホンマに暑い!痩せ細った体に染みわたる。
昼は暇!ほんでも本日は公務員賞与の支給日。そして休み前の金曜日。
夜の街は学校のセンセ風が大騒ぎ!あちら此方で「社長!」「専務!」「常務!」…の白々しい声が飛び交う。こんなJR環状線の寂れた駅の場末の呑み屋街に、社長、専務、常務が何人も何人も居てる訳があらへん!バレバレやんけぇ!
深夜の0時前に母親と父親、そして夜中なのに小学生の子供がご乗車。沖縄民謡酒場でライブショーを見ながら飲んで食べてたらしい。何を考えとんねんアホ馬鹿親!
母親がウエちゃんに自宅の場所を告げると子供に、
「あんたなぁ、眠たいさかいに夢見とったんやでぇ!」…と言う。
気になって耳をすまして聞くと今度は子供が、
「ちゃう!絶対にあれは校長センセやぁ!赤い顔をして頭にネクタイを巻いて踊っとたんは絶対に校長センセやぁ!」…と言うではあぁ~りませんか!
「ボクぅ!えぇもんを見てしもたなぁ?」…とウエちゃんが振ると、
「オッちゃん、なんでぇ?」…と子供が聞き返して来る。
「印籠が出来たやんけぇ!ガッコでなぁんか悪い事をしてなぁ、センセに怒られて困ったら校長室へ行ったらえぇねん。」
「ほんでどないすんのん?オッちゃん!」
「一言だけ校長センセに聞くねん!」
「何を…?」
「校長センセは沖縄民謡酒場でネクタイを頭に巻いて踊るんが好きですかぁ?…言ぅてなぁ。ほんなら校長センセはボクの味方やぁ!どないやぁ?えぇやろぉ?」
「ほんまやなぁ!オッちゃん、ありがとぉ!水戸黄門やねぇ、おっちゃん?」
「ふふふ!ボクぅ!お主も相当なぁ悪よのぉ!がはがは…がっはははぁ~!」
「ちょっと!運ちゃん!あんたぁ、いらん事を子供に教えんといてぇやぁ!」
と怒り心頭の母親と拍手喝采の父親と小学生でした。
聖職に携わる皆さん!校区内近辺での過度な飲酒、ご乱行は慎みましょう!
2002年6月29日(土曜)
早朝から雨!大雨洪水注意報が発令中!
新刊発売を前にして人身事故を起こし逮捕でもされたら、版元、取次、書店、広告代理店、読者と色々な人に迷惑がかかるので本日は休み。タクシー営業中に、ライトも点けずに傘をさし、携帯電話で話をしながら信号無視して飛び出して来た自転車を跳ね飛ばしても、日本国の道路交通法では全面的にタクシーが悪い事になる。良くて書類送検。相手が死んでしまえば逮捕。不可解な道交法だが仕方がない。家に鉄砲を持って侵入してきた強盗を反対に殴り殺して、懲役刑の判決を言い渡されるよぉなものである。会社に連絡して月曜の休みと振替える。
日曜もW杯決勝TV観戦休暇を連絡しているので、夕食は大蒜たっぷりの焼肉。どぉみても肉よりキャベツやモヤシ、玉葱や魚肉ソーセージが5倍ほど多い。嫁に聞くと「気のせぇやろぉ!えぇ!」…と一蹴。はい、気のせぇでした。初めて『エリンギ』…というモノを食す。美味い!「こんなん食べたんお父ぉさん生まれて初めてやでぇ!感動やなぁ!」…と小6の末娘のナナちゃんに言うと「えぇ~!ナナちゃんらぁ、何回も食べてるでぇ!」…と仰る。振り向くと嫁は行方不明…なんでぇ?
2002年6月30日(日曜)
朝から豪雨!昼から小雨!W杯TV観戦でタクの運ちゃんは休み!
前日からエリンギの事が気になって寝られず午後1時就寝。起きたら午後10時でW杯決勝は終了!ははははは!軽い夕食の後に嫁が心づくしのデザートを出してくれる。ゴールデンキウイという食べ物らしい?なんでかキウイなのにバナナの味がする。「こんなキウイ食べたん、お父ぉさん生まれて初めてやでぇ!感動したぁ~!」…と小6の末娘のナナちゃんに言うと「えぇ~!ナナちゃんらぁ、よぉ食べてるでぇ!お父ぉさん初めてなん?」…と宣う。振り向くと嫁は失踪!…オカシイ?この家はシークレットハウスかぁ?
2002年7月1日(月曜)
曇時々霧雨でめっちゃ蒸暑い!
深夜に大阪市内から守口経由で、茨木市送り!メーターが9480円と高速代が700円。ん…?足したらナンボ?瞬間に繰り上げの計算がでけへん!
「えぇと!えぇと!」…と必死で頭の中で計算していたら客が、
「運ちゃん、えぇわぁ!タクシー券に料金書いて高速代は現金で払うわぁ!」
と優しいお言葉。毎度、おおきにぃ!
2002年7月2日(火曜)
晴れ!暑い!気温は31度!
午後3時に海遊館へ到着。タクシーが一台もいてへん!いきなり先頭!待ち時間10分で客が来て150m先の地下鉄大阪港駅へ。
「もぉ~、歩ぁ~るかれぇんだぁでぇかんわぁ!」
と客は言うが、タクシーから降りると元気に地下鉄の高架駅の階段を上がっていった。往復3分で再び海遊館へ。
午後4時
南港のWTCビルへ。往復15分。行きの海底有料トンネル代金は客持ちだが帰りは運転手持ち!これなんとかなりまへんかぁ?近畿運輸局はん!
午後5時30分
まだ先頭から7台目だ!動かない!先頭車輌は『5千円超5割引』の行燈を付けたタクシー。若い男女の客が乗り込む。直ぐにドアが開いて降りて行く。客が運転手を睨みつけている。地下鉄大阪港駅を乗車拒否の様子。この長距離割引タクシーは大阪のタク全体の約15%に当たる2765両が走っている。運転手ほぼ全員が蝶ネクタイを締め紳士の面で走っている。紳士やから客が暑くて疲れ切って「乗りたい!」…と言っても150mほどの近距離は乗せない方針らしい。パチパチパチパチ!お見事ぉ!
2002年7月3日(水曜)
糞っ晴れ!気温は32度!
午後23時55分
西成区の岸里まで客を送りJR某駅へ帰る途中に小太りのお姉ぇちゃんが手を上げる。(ラッキ~!)…とドアを開けると「うぅ~!」…と腹を押さえて乗り込んでくる。
「運転手さん!破水しました!X病院まで…うっ!」…と呻きながら言う。
ぎゃ~~!えらいこっちゃ!こんなん初めて内心ワクワク!
「よっしゃ!おっちゃんに任せときぃ!安全運転で行ったるさかいにぃ!なんならここで生んでもえぇでぇ!がっははは!テレビや新聞の記者が来て、めっちゃえぇ宣伝になるさかいになぁ!がっははは!おぉ~~!7月4日になったでぇ!蟹座やでぇ!がっははは!頑張ってやぁ!大丈夫かぁ!もぉすぐ病院やでぇ!気張ったらアカンでぇ!がっははは!」
「うっ…!すんません!」
「なんやぁ!遠慮せんとぉなんでも言ぅてやぁ!ここで生むかぁ?がっははは!」
「静かにしとって下さい。うっ!痛い!しんどい!」
「…………………」
なぁんかワイ、悪い事でもしたかぁ?