« 前の記事 | 最新 | 次の記事 »

第125話  コンシェルジェは美味しいでぇ~!…?

 土曜夜、NHKを見ていたら恒例の『思いでのメロディー』をやっていた。しかし、大阪のオバはんにかかると「運ちゃん!あんたぁ、昨日のNHK見たぁ?良かったなぁ!」…と遠回しにネタ振りをしてくる。
「えぇっ?なにをでっかぁ?」…と聞き返すと、
「NHKやんかいさぁ!『思いでのメドレー』やんかいさぁ!バタやんの『島育ち』がむっちゃ良かったなぁ!」…となってしまう。
 大阪のオバちゃんにかかるとメドレーもメロディーもどっちゃでもよくなってしまい、世界水泳の400mメドレーが、
「昨日、凄かったなぁ!銅メタルやでぇ、銅メタル!400mメロディー!思っくそ感動したわぁ!北島君、凄いとちゃう?喋り方がイモ欽トリオの田原のトシちゃんに似てるよなぁ?」
 とまぁ、タダなら勝手気侭な事を言い放題です。恐ろしい…。
 そのNHKの『思いでのメロディー』ですが、二番目に出た『涙の太陽』の安西マリア。何回も書きますねんけど『涙の太陽』はやっぱりエミー・ジャクソンとちゃうん?(ドン!)へてからバックは絶対に寺内タケシと三原綱木、加山雄三のしつこいほどのテケテケエレキ合戦でっせぇ!怒っこるでぇ、しかし…。ほんで、城みちると伊藤咲子のカップリングはもぉよろしいですわぁ!飽きました。30年も前の話を何処の局も何回も何回も引っ張ぱらんでも、もぉえぇんとちゃいますん?…んで。桜田淳子はいつになったら出るんねんやろ?中島みゆきが作詞作曲した『しあわせ芝居』は名曲でっせぇ!どないでっかぁ?桜田淳子。この番組を見て始めて気が付いたんやけど、ザ・ゴールデンカップスの『長い髪の少女』はドラムのマモル・マヌーが歌ってたんやねぇ?30年間、デイブ平尾が歌ってたと思い込んでました。メンバーにミッキー吉野もおったんやねぇ?ほんでもこの3人は販促上、混血ハーフとなってんねんんけど、ホンマは全員が日本人だとは誰も知らんのとちゃう?

 ウエちゃんのPCには毎日50通前後のメールが届く。勿論、こん中にはメルマガや宣伝メールも含まれている。それをチェックして仕分けをするんが大変だ。一日に5回ほどのメールチェックが必要になる。もし1週間ほど家を空けたらウエちゃんのメールの受信トレイはどないになるんやろぉ?…と考えただけで気絶しそうになる。兵庫県の某公立高校で不良教師をやっている知人から情報メールが来た。
「ウエちゃんは加古川名物の『かつめし』を知ってはりますか?西天満の某隠れ家のマスター、落語家の桂K師匠、私と某フリーライターで加古川に『かつめし』を食べに行きました!」
 という内容である。かつめし…?なんじゃ…?知らん!どうやら加古川周辺では超有名な食べモンらしい。皆さん知ってはりまっかぁ?ホンマに世の中には色んな食べモンがありまんな!
http://www1.odn.ne.jp/~cal99380/tokatsuren.htm (←噂のかつめしサイト)

 2003年7月29日(火曜日) 曇のち雨/最高気温…31.9度
 大阪市港区築港の倉庫街の道路で実車中に、道に転がっていた細長いホースみたいなもんを踏んだ!気になって20メートルほど行き車を止めて「お、お、お客さん?ワイ、今、ひょっとして、鰻を踏みましたぁ?」…と客に聞いてみると客は「た、た、確かになんか踏んだでぇ!」…と客も後部座席で固まっている。「やっぱり踏みましたかぁ?」…と泣きそうになっていると「運ちゃん!ここは海が近いさかいに、夏やさかいに、誰かが太刀魚を釣って落としたんとちゃうかぁ?ははははははは!」…と客の顔も青ざめている。客が振り返り後窓から見ると「ひぇ~~~~~!」…と叫び声を上げた。ウエちゃんも勇気を出してルームミラー越しに後ろを見ると「ぎゃ~~~!ひゃ~~~~~!」さっきまで縦に細長かったホースが蚊取り線香のような渦を巻いているではないか!ほんで首だけを持ち上げてこっちを睨み付けたかとおもうと突然、バタッ!…と倒れた。「わぁ~~~!運ちゃん、何も無かった!何もあらへん!行こ、行こぉ!」…と客も必死である。
「ここ、コンテナヤードやしなぁ!東南アジアからもコンテナぎょ~さん来るしなぁ!気にしたらアカン!気にしたら…。なぁんも無かったでぇ、運ちゃん!」
「………。は、は、ハイ。ううぅぅぅぅ…!」
「運ちゃん?大丈夫か?気は確かか?」
「………。アキマヘン…。チビル…。」
「運ちゃん!タイヤになんか巻き付いてへんかぁ?」
「ひぇ~~~!そんなん言わんとていてくれぇ~!」
 必死で気を取り直そうと努力をすると、こっちを怨みの目で睨んで昇天したあの首が目に浮かぶ。もぉ~、仕事になんかならへん!気分直しに早めに自宅へ帰って休憩。ちょ~ど、嫁はんが夕食の支度中。
「どないしたん?早いがなぁ?今日は夏やから体力付けに『まむし』やでぇ!ひっひっひっひ!どない?めっちゃ美味いでぇ!あんた、好きゃろぉ?」
「ひぇ~~~!当分、長いもん要らん!」
「なんでやのん!高いねんでぇ!早ょ~、食べぇ!」
「ううぅぅぅ…!」
 嫌々、一口、二口食べたけど………まいぅ~!御代り!
(注…大阪では大坂の昔から鰻の事を『まむし』と言います!)

 2003年7月30日(水曜日) 曇のち晴/最高気温…28.1度
 毎日、毎日、毎日、全国各地からの観光客がいつもの海遊館から乗りこんで来る。殆どの人の宿泊ホテルを聞くと一生に一度の大阪旅行、冥土への土産にと思っているのか失神するような超一流ホテルばかりである。しかし悲しいかな、あまり泊り慣れていない超一流ホテル。折角のコンシェルジェを使いこなしていない。色々な興行チケット情報をウエちゃんに聞いて来るので「コンシェルジェに聞きはりました?」…とお客さんに聞いても珍紛漢紛である。「コンシェルジェって何やねん?」…と言うそこのアナタ。説明するんが面どいんで、マイケル・J・フォックスが主演しているコンシェルジェの映画『バラ色の選択(FOR LOVE OR MONEY)』のビデオでも借りて見てくらはい。
 そんな海遊館から夕方の6時前に栃木からきたという子供を二人連れた家族が「甲子園球場まではいくらほどかねぇ?」…と恐いものを触るように聞いて来た。「そぉやなぁ!阪神高速の湾岸線の高速代金も入れても5千円ちょいやねぇ!」…と言うと「そ、それじゃ、お、お願いします!」…と恐る恐る乗り込んで来た。なんでやねん!シバイたろかぁ!海遊館から甲子園球場へは天保山から阪神高速湾岸線に乗って10分、阪神ファンなら泣いて喜ぶ鳴尾浜球場の横のランプで降り10分程である。本日の試合は横浜との阪神楽勝の対戦。甲子園球場を目の前にして客が入場券を持っていない事が判明。「横浜戦なら甲子園はガラガラでしょう?」…と糞呑気な事を言う。宿泊ホテルを聞くと大阪でも屈指の超々名門ホテル。「お客さん、なんでコンシェルジェに注文せぇへんかったですかぁ?あそこのコンシェルジェならどんなチケットでも取りまっせぇ!」…とウエちゃんが顔を真赤にして血圧爆発寸前で力説しても「はぁ~~~?コンシェルジェ?それはどんなケーキですか?美味しいですか?」…と聞いてくる能~天気ぶり。だめだ、こりゃ…

« 前の記事 | 最新 | 次の記事 »

記事一覧

ページTOPへ