フジTVの朝の情報番組で『ホテル・ハイビスカス』の版元でもある沖縄のボーダーインクのSL本(←SLです!)とヤギさん本が紹介されていた。沖縄へ行き、心通う親しい友人になると何故かヤギさん料理が登場する。沖縄の食に関しての本は色々とあるがヤギさん本は1冊も出ていない。…筈?マスコミ関係者の間では可也の評判になっていて………と、ここまで書いて原稿を置いていたら『本の雑誌/2003年10月号・カニ缶闇討ち号』の中で「地方・小出版よろず案内」のコラムを執筆している某出版取次の川上賢一さんが『沖縄のヤギ(ヒージャー)文化誌』(平川宗隆/ボーダーインク)を絶賛していた。ううぅぅぅ…!先を超されたぁ!(泪目…)
ウエちゃんのPCの傍にはいつも『おきなわキーワードコラム』(沖縄出版)の「日記版」と「事典版」が必ず置いてある。この2冊は沖縄の大ベストセラー本で、事典版に至ってはウエちゃんが買った時点で既に16刷という驚異の刷部数になっている。この本の執筆監修をしたのが現・ボーダーインクの編集長で沖縄の基地問題等の議論が起る度に、テレビや新聞紙上に本人の気持ちとは無関係に登場する若き日の新城和博である。近々にボーダーインク版の『おきなわキーワードコラム』も出るらしい。
そんなこんな、なんやかんやと彼方此方で沖縄関係の文句百曼陀羅を書き綴り、喋っていたらボーダーインク関係者から、
「お前を成敗に大阪へ行くから関西空港までジャンボタクシーを運転して来い!」
と言う連絡が入った!おぉ~~~!どっからでも、かかってこぉんかぁい!ワイは日本拳法3段やぁ!通信教育やねんけど…
2003年9月4日(木曜日) 快晴酷暑/最高気温…34.0℃
昨日が35.3℃だった。一昨日が35.5℃。本日も朝から快晴で肝臓激悪のウエちゃんには最高のコンディション!正午過ぎに関西空港へボーダーインク編集部御一行様が那覇から到着する。南港の車庫を出てジャンボタクシーを運転しながら一路、阪神高速道路湾岸線を南下。熱い!
午前11時30分には関空に到着する様に出庫。予定通りに午前11時20分に阪神高速道路湾岸線から関空連絡橋へ侵入。ジャンボタクを含むタクシーの関空連絡橋は特割料金なので千円札を料金所のオッちゃんに出すとオッちゃんは「はぁ?」…というような顔をして「1740円やでぇ!」…と言う。「なんでやねん?タクシーやでぇ?ぼけぇ!こらぁ!」…と優しく聞き返すと、ウエちゃんが運転するジャンボタクには行燈(アンドン)が付いていない。行燈がない場合には関西国際空港株式会社の規定で普通乗用車とみなして、どんなタクやハイヤーでも1740円を貰っている。ワイは従業員やから知らん。文句は関空会社へ言ってくれい!…と言う風な事を言った。ジャンボタクに行燈を付けたら頭を擦ってしゃ~ないわい!あっ、そうでっか!これから大阪へ来るお客さんには伊丹を使うように言っておきます。通行料はお客さん負担やから可哀想や。それでのぉ~ても大阪市内中心部から40キロもあって不便やのに。いつまでも強気の商売やのぉ!普通の商売やったら客に不便を背負わせたら、なぁんか負けてくれるでぇ!なぁ?(誰に聞いてんねん?)
関空会社指定のタクシーのお迎え待機場所に並ぶとショバ代を千円も取られるので一般車輌レーンで待機。(なんでんかんでん、金が要る国際空港やでぇ!)
ほどなくボーダーインク編集部で昨年まで永年働いていて、現大阪在住のボーダーインク大阪支社長のみとり嬢がワッセワッセとやって来て飛行機が遅れている事を教えてくれる。さぁ、新城和博を先頭にボーダーインク編集部の到着だ!男は新城和博が一人。みとり嬢を入れた残りの6人は全員がうら若き(←表は知らん!)女性である。ワイの体調を気遣って沖縄の健康長寿土産をドカドカと渡されて「すまぬ、すまぬ!」を連発。聞けばどぉも大阪と岡山への研修と称し世間を誤魔化しての旅行らしい。(ふむふむ…ホテル・ハイビスカスでえらい儲かったな?新城は夏川りみの作詞もしているし…おぉ、憧れの印税生活!)
ウエちゃん運転の怪しいジャンボタクシー(怪ジャン)は関空に屁をかまし阪神高速湾岸線で大阪市内へ。10分ほど走ると怪ジャンを追い抜いた車が覆面パトに追いかけられて西部警察のようなカーチェイス!右手に城が見える。
「大阪の高速道路は怖いさぁ~!」…と誰かが言ったので「いや、右にお城が見えるからここは、あの岸和田やでぇ!」…と言うと「ほぉ~~~!」…と全員合わせて45ほぉ~ぐらい?ナカバ君ちの上を抜けて、阪神高速湾岸線の天保山ランプで降りて海遊館がある天保山ハーバービレッジで昼食。うちな~んちゅが生まれて初めて食す大阪名物のいか焼きが好評。日本一低い天保山の場所を教えて編集部員全員で登頂を試みる。しかし山頂三角点には立てず(見つけられず)全員が泪を呑んで勇気ある下山。(なんで…?)
「希望の場所を言うてくれたら何処へでも行くでぇ!」…と聞くと一人が、
「甲子園!」…と言うので即刻却下!
結局、ジュンク堂大阪本店近くの曽根崎新地の宿泊ホテルで旅装を解く。途中、甲子園の代りに大阪ドームを車窓見学。ウエちゃんが「ジュンク堂の名前の謂れを知ってるかぁ?」…と、怪ジャンを運転しながら振向いて聞くが全員出版関係者なのに誰も知らなかった。「ジュンク堂はなぁ…云々」…と教えると全員がびっくりして怪ジャンのシートの肘掛を「ほぉ~!」…と言いながら叩いて全員で125ほぉ~ぐらい。(おっ、金の脳が…?)
再びホテルを出発。北新地(きたのしんち)を横切り『神田川』の前を過ぎたら90ほぉ~!南行き一通6車線の御堂筋を南下して道頓堀へ。途中、御堂筋の真ん中に人知れず朽ち果てて立っている松尾芭蕉終篤碑の横を通ると新城和博が「芭蕉はこんな道の真ん中で野垂死んだんですか?」…と歴史に残る名言を。(りみちゃん?こんな人に作詞して貰って大丈夫か?)
道頓堀手前の御堂筋に大阪的路上駐車をして時間無制限の自由行動。次の行きたい場所を聞くと「黒門市場へ行きたい!」…と言う。駐車が難しい所ばっかりやんけぇ!黒門市場入口前で超々大阪的路上駐車。他に止める場所がない!ここでも時間無制限の自由行動。帰ってこない!うちな~んちゅ(沖縄人)を時間無制限の自由行動にすると行く先々で食べるわ!呑むわ!又、呑むわ!…で困ったちゃんになる。怪ジャンの運ちゃんは昼寝に入り熟睡する。
夕刻になりご希望の大阪城へ。途中、道頓堀東詰北角にある安井道頓の碑を指差すと又もや新城が「それ誰ですか?」…と本気で?マーク。(もう一回聞くけど、りみちゃん?こんなんでえぇのん?)
夕闇の大阪城周辺を散策して、怪ジャンの運ちゃんの肝臓が暑さでしんどくなってきたので、編集部の宿に近いウエちゃんの行き付けの西天満にある秘密の隠れ屋へ連行してマスターに預ける。ウエちゃんはそのまま逃げるように入庫。2時間ほどして隠れ屋の宴会に合流。沖縄より暑い酷暑の大阪で食べて呑んで、呑んで呑んで、呑んでの連続でバテバテの御一行。さぞかし2時間も経てば倒れ掛けて寝ている筈と見越して宴会に合流。げっ!なんじゃ!ビールと芋焼酎の体内注入で昼より元気倍増!
ウエちゃんやっと完全に諦めました。長生きしたいから沖縄移住計画は…