3月17日(水)
激しい風が吹く中、今月の新刊『あなたは古本がやめられる』を持って取次店さんを廻る。その見本を入れた袋が風で煽られ、危うく飛ばされそうになる。僕、地震も雷も火事もオヤジも怖くないけれど、風が怖い。小さい頃、マンガのように風に飛ばされ門柱に激しく額を打ち、3針縫ったことがあるからだ。
嫌な予感がしていたのだが、やはり年度末、決算期の3月のため、各社から吐き出される新刊が大量にあるようで、ある取次店さんでは予定の日にちの搬入を断られてしまった。いやはや。
昼飯を深夜+1の浅沼さんととり、午後は地方小出版流通センターへ。我が先生である川上社長に「お前、子供が3歳なんだろ。まだまだ働かなきゃならないんだぞ」と川上さんらしいハッパをかけられる。
そうなのだ、まだまだこの縮小傾向の強い出版業界で30年くらい働かなければならないのだ。そのためには、とにかく嘆いてばかりでなく、霧で覆われまったく先の見えない道を進んで行かなきゃならないのだ。川上さん達、前の世代の人たちも、そうやって道を作って来たのだから。