4月19日(月)

 「本屋大賞」以後落ち込むんじゃないかと心配だったが、書店さんを訪問し、いつも通りの営業が始まると、そのなかには「本屋大賞」とはまったく違う一喜一憂があることを思い出す。それは僕の愛する世界であり、とても楽しい。

 しかしそうはいっても一番気になるのは「本屋大賞」関連本。うれしいことに小社の『増刊 本屋大賞2004』も売れているようで、追加の注文を多数いただく。いやしかし。それ以上に大賞受賞作である『博士の愛した数式』小川洋子著(新潮社)はバカ売れしているようで、売り切れしてしまった書店さんも出ている様子。うーん、すごい、凄すぎる。

 とある書店さんの言葉で気になったのは「不況の底は脱出したような気がするのよね。お客さんがまとめて本を買っていくようになってきたし、何か明るくなってきたというか」という言葉だ。

 実は先週、40坪の小さな書店さんを訪問した際、同様の話があがっていたのだ。3月の売上が前年を越え、その越え方が何か目玉の本があってではなく、まんべんなく売れたという話だったのだ。

 まあ、どちらのお店もとても努力されているお店なので、全体の流れと一致するのかはわからないけれど、とにかくそういうお店も売上が上がってくるのは、とてもうれしいことだ。小社も売上が上がって…と話せるよう頑張らなければならない。そのためには、落ち込んでいる暇なんてないってことだ。

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