7月17日(火)

3連休明けで、郵便物がたんまり届く。入社10年が過ぎ、前社長である目黒とじゃんけんをし、名刺には「部長」という肩書きがついたが、相変わらず郵便物の仕分けやコーヒーを入れたりみんなの机を拭くのは僕の役目だ。そういえば前の会社では「丁稚の会」というのを結成し、各部署で丁稚的仕事をしている人間で集まって酒を飲んでいたのだ。ようはそういう仕事が性に合っているのだろう。

その郵便物のなかにいつも楽しみにしている「地方・小出版流通センター通信」が入っていたので、すぐに開封し読み出すとなんと「書肆アクセス閉店のお知らせ」なんてトンデモナイことが報告されているではないか。

「 〜略〜 今回の決算報告、及び毎月の売上報告をご覧いただければおわかりと存じますが、売上が一昨年より急激に悪化し、今期2006年度においては、読者販売が−11.3%、書店卸が−44%となり、回復の見込みが立たない状況です。書肆アクセスの経営は、読者売り3分の2、書店卸し3分の1の粗利で維持されてきました。書店卸しは、本の取次街=神田村の『卸し機能』の集積を背景として成立してきましたが、大手取次店売の移転、中小専門取次の倒産や廃業、関東周辺の利用書店の減少、駐車規制による不便さの増大などの要因で激減の一途で、今後復調は困難と予測しています。同じく、読者販売面においても、同様なことが言えます。センター全体の経営に余裕があれば、アンテナショップ、パイロットショップとしてお店を維持したいのですが、今期決算報告の通り余裕のある状況ではありません。残念ですが、今年11月の『神保町ブックフェスティバル』を終えた時期を目処に閉じさせていただく存じます。〜略〜」(地方・小出版流通センター通信 NO.371より)

うう、これほど実直な閉店の報告もないと思うのだが、それにしたって残念でならない。あの他の書店では到底見つけることができない、そして自由と奥深さのある地方出版物の唯一の専門書店がなくなるなんて……。

神保町は今、必死になって町おこしをしているようだが、書肆アクセスやランダムウォークがないようでは「本の街」の魅力も半減だ。ガンバレ!神保町!! ガンバレ!アクセス!!

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