10月7日(日) 炎のサッカー日誌 2007.15
娘が卒園した幼稚園の運動会に行く…と妻と娘はいうが、どうしてそんなもんに行かなきゃいけないのか。そもそも自分の娘が出ている運動会だって、面白くも何ともないのに。僕はワシントンや田中達也やポンテのスーパープレイが見たいのだ。娘よ、運動を見て欲しいと思うなら、あれくらい上手くなってから声をかけたまえ。
なんてことをブツブツ言っていたら、妻も娘も愛想が尽きたようで、勝手に幼稚園に行ってしまった。そうかこの手があったっか。というわけで、久しぶりに前抽の集合時間にスタジアム到着。同じく恐妻家である取次店K社のYさんは、今日も仕事とウソを着いて出てきたようで、どう見てもスタジアムに似合わない姿で待機列に並んでいた。
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久しぶりの駒場である。ここかしこから「やっぱ駒場はいいよね」という呟きが聞こえてくる。自由席が1階という浦和ならではの配慮。2階スタンドに反響する声と拍手。立ち見ひな壇のコンクリートのひんやりとした感触。さいたまスタジアムもゆっくり「僕ら」の場所になりつつあるけれど、やっぱり駒場は僕らにとって聖地であり、もしここを誰かに攻撃されたら僕らは武器を手に取り戦士になるだろう。
キックオフ!
開始早々、山田暢久に代わって今日は左サイドで先発している永井雄一郎が、長谷部と絶妙なパス交換をし、サイドを突破する。山田だったらこねくり回しそうなものをワンタッチでクロスをあげると、調子の出て来たワシントンがDFの背後から襲いかかり足を伸ばす。ゴールネットが揺れる。
あっけないほどの先制点に駒場が揺れるが、その後はJ1リーグとアジア・チャンピオンズ・リーグでふらふらの選手が、大分トリニータに攻められまくる。前半はどうにか保ったが、後半になってもその状況は変わらず、早いスローインからクロスをあげられ、平川の足より前にトリニータの選手が足を投げ出し、同点。やばい…。2位のガンバ大阪は昨日勝っているのだ。ここで負けると勝ち点差3になってしまう。
ピンチをチャンスにするのが我らサポーターの仕事である。声のかぎり叫び、跳ね、手拍子を打つ。絶対勝つ! 勝ってJ1とアジアを制するのだ!
その声が届いたのかワシントンがスーパーなゴールを決め、逆転。疲労困憊の選手が、最後の最後まであきらめることなくやってくれた。強い、本当に強くなった。
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久しぶりに「愛さずにはいられない」を駒場で歌い、家路に着く。
家には鬼と子鬼が待っていた。