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秋といえば読書の秋。だけど本ばかり読んでいたら、デブになっちゃいそう……。そう心配する日本1千万活字中毒者に本の雑誌10月号が贈る特集が「活字の人体実験!」。といっても本を読めば人はデブになるのか、を検証する実験ではない。一定期間、同じ傾向、同ジャンルの本だけを読み続けると人間はどうなるのかの実験だ。
この活字誕生以来初!の実験にチャレンジしたのは本の雑誌助っ人三人衆。それぞれが初体験の岩波書店、ハヤカワ文庫SF、少女マンガだけを一カ月読み、己の体型、体調がどう変化したのを克明に報告するのだ! もちろん岩波書店の本ばかり読んだら、思想信条的な変化もありそうだが、内面はこの際、関係なし。調査の対象は体重、体脂肪、懸垂の回数等、外面オンリーの一本勝負で、おまけに普段どおりの読書を続けたヒゲ男のデータも付けたので、違いは一目瞭然(?)。さあ、人は偏った読書生活を続けるとどうなるのか。前代未聞の人体実験の結果に注目だあ!
新刊めったくたガイドは、三橋暁がハードボイルドの新星、マイクル・コリータのデビュー作をイチオシすれば、石堂藍は19世紀のニューヨークを舞台にしたミステリアスな長編『シャルビューク夫人の肖像』を出色のエンターテイメントと絶賛。大森望がシモンズからレナルズまで新旧のスペオペをダブルで読み比べたあとは、大矢博子が米澤穂信の“挑戦”『ボトルネック』に横っ面を張られて呆然! 吉田伸子がロン・マクラーティ『奇跡の自転車』を本年度ベスト級家族小説と声を大にして叫べば、米光一成は思考のハウツー本『自分のためのエコロジー』でエアコンなしでも快適な夏! そして北上次郎は吉田伸子と奪い合った佐藤多佳子『一瞬の風になれ』に完結すれば三大スポーツ少年小説が揃い踏みだ!と大興奮(まだ一巻しか出ていないのに)。さあ、あとの2つは何か、答えは47ページを見てくれぃ!
今月の読者アンケートは「私のイチオシ資料本」。お父さんごめんなさいと勝手に持ち出した父の古〜い辞書から、ドスコイディープなミニ事典、未完の推理小説出合い史まで、イチオシ資料本が6ページに終結だ。さあ、秋の夜長は資料ひきひきどっぷり読書にいそしもう!
そしてベルギーに飛んだ北原古本旅は第二回。ブリュッセルから古本村「ダム」へびゅ〜んとかっとんだバカ本道といっしょに、いざホームズを探索だ! さらにボウリング大会挙行!の笹塚日記に、女対女の愛に挑戦のキムラ弁護士、ビエンチャンへの乾物類輸出大作戦をもくろむイラストレーター、チベットに旅たつ編集長と、おなじみおじさん四人組も夏バテしらずで、秋へ突入! 敬老の日も月曜日にずれて、ますますヒートアップの本の雑誌10月号で、ドスコイ、読書の秋のウォーミングアップだあ!
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