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さあ、新しい年がやってきた! 2006年は『一瞬の風になれ』をはじめ、面白本のラッシュだったが、2007年も、もっともっと面白い本を読みたいぞ! というわけで、本の雑誌2月号は、期待の新刊から、幻の古本、映画化決定!?の名作に翻訳家がひそかに翻訳中の一冊まで、2007年のおすすめ本をひと足先に紹介してしまおう!という特集だ。上半期最大の話題作、宮部みゆき『ひまわり』から、アルゼンチンの船戸与一による歴史活劇『幻影の翼』、さらに本誌読者が読みたいと切望するタイトルを加え、傑作・大作が目白押し! ほんとに出るかどうかは作家次第(?)だが、年末までに出なくても、初夢と笑って許してくれぃ!
新刊めったくたガイドは三橋暁がイギリスミステリに果敢に挑戦したアメリカン作家・J・アンダースンに拍手すれば、牧眞司はイスラエル作家イェホシュアのヌーヴェル・バーグ風の語りを堪能。大森望がイーガンが放つ当代最高のハッタリ芸に、めちゃくちゃすごい、とはまれば、大矢博子はトカジ式本格警察小説『誘拐の誤差』に騙されたあ! とローリングストーン。永江朗がしょぼくてリアルな角田光代のダメキャラに思わず我が身を振り返れば、東えりかは食いしん坊必読のたべもの本オンパレードで、おなか叩いてご満悦。そして北上次郎は血湧き肉踊る北方謙三の傑作『血涙』に全身がくらくら! おお、おぢさん、大丈夫!?
今月のゲストは幻の画家・竹中英太郎の新たな評伝に挑む大橋博之と失踪小説アンソロジーを編む松浦正人。さらに霊峰・冨士の写真を見ながら一杯の神谷竜介、ヘッドランプにスリッパで走る田口久美子、密室の謎に若さま浪人と挑戦する森英俊、こたつ通勤を特許出願の長島千尋、泥縄改善を誓う林カケコ、ヒゲ差で負けちゃうセドロー君、言実一致で時空を超える高野秀行、祟りじゃあ!で陰惨耽美の霜月蒼と新連載陣も絶好調! 吉野朔実劇場「馬を読む」で有馬記念の悪夢もぶっ飛ばしたら、さあ、表紙も一新「本の雑誌」2月号をお供に正月は読書三昧だあ!
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