2008年1月 ストーブ遠吠え号 No.295
さあ、今年も年間ベスト10の季節がやってきた!「本の雑誌」1月特大号は、新春恒例のベスト10特集号。本の雑誌が選んだ2007年度ベスト10をはじめ、鏡明のSFベスト10、池上冬樹のミステリーベスト10、北上次郎のエンターテインメントベスト10とベスト10が怒濤の4連発だ! さらに作家、評論家、翻訳家など総勢32名が選ぶ「私のベスト3」、もちろん忘れちゃいけない読者のベスト1もあるぞ!のベスト尽くしの大特集。怪獣から犬にゴーレム、パンダまで好き勝手のマイベストが鎬を削るバトル座談会を制したのは、炎の営業が体(頭)を張って奪取した嵐を呼ぶ大河小説『○○タ○○○』だ。おっと、忘れちゃいけない、オレの推薦本がどうしてベスト1にならないのだあ! と怒る編集長・椎名誠も今月のお話を私的ベスト10にして乱入。さあ、入り乱れるベスト10で、冬休みは読書三昧してくれぃ!
新刊めったくたガイドは、三橋曉がスコット・ウォルヴンの十三の物語に心の奥底をぶるぶる揺さぶられたかと思うと、牧眞司はウォンバットも目をまわす、愚者どもの楽園探しに大爆笑。大森望が傑作揃いのスタージョン短編集に驚愕すれば、新登場・宇田川拓也は荒ぶる警察小説『悪果』の迫力にたじたじ。永江朗が時代小説史上最凶最美の女に歯磨きの手を止めたかと思ったら、東えりかはダイエットからセックスまで“理想の自分”を探す人々に驚嘆。そして北上次郎は『黄金の王 白銀の王』に血がどんどこ脈打って、おお、心臓は大丈夫!? これでおこたはますます本の山。お正月の読書計画も万全だあ!
そして今月から大矢博子が新テーマにお題を変えて、お引越し。神谷竜介もテーマも新たに長い旅路に出発! 同じく引っ越しを済ませた「雑誌中毒」柴口育子は、立原正秋=カルビ好き説を別ページで大胆に展開。おなじみ北原バカ本道は喜国雅彦夫妻を引き連れて、いよいよイギリスに殴り込み! 古本聖地ヘイ・オン・ワイにはいつ辿り着くのか。編集部もドキドキの展開に注目だ。
さらに、お待ちかねの特別付録「和田誠・気まぐれ劇場」に、佳境に突入の「サブカルチャー創世記」、262万5千円が10年で倍になる方法を指南する坪内祐三、千円を簡単にゲットする方法を大公開する自在眼鏡と、年末ジャンボいらずのお得情報も満載!? 特盛り増ページのため、すまぬすまぬの特別定価680円。ちょびっと高いがその分、内容は保証つきの新年特大号。「おすすめ文庫王国2007年度版」と合わせて買えば、2007年の面白本は完全網羅。いざ、熱燗読書の正月を迎えてくれぇ!
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【目 次】
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| 今月の1冊 | ||
| 立原正秋はカルビがお好き!? |
柴口育子 | |
| 北原古本旅・英国篇/古本聖地ヘイ・オン・ワイを目指せ! | 北原尚彦 | |
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| 特集 2007年度ベスト10 | ||
| ・社内座談会実況中継 |
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| ・読者が選んだベスト1 | ||
| ・私のベスト3 | ||
| ・SFベスト10 | 鏡 明 | |
| ・ミステリーベスト10 | 池上冬樹 | |
| ・エンターテインメントベスト10 | 北上次郎 | |
| トヨザキ社長の「寄らば斬る!」/ケモノバカ一代『犬身』を読む! |
豊崎由美 | |
| サブカルチャー創世記/会社をつくる | 津野海太郎 | |
| 2007年のファンタシィ | 鏡明 | |
| 南の話/ビーティフィック・ソウルとはいえ | 青山南 | |
| 少女探偵ナンシー・ドルー見参! | 穂井田直美 | |
| 鉄砲よおまえは戦国を変えたのか? | 神谷竜介 | |
| 閑話休題 猫の事件簿・その2 | 田口久美子 | |
| 傑作話題作目白押し 年末年始はSF三昧 | 山岸真 | |
| やめろといわれると覗きたくなるのです | 近藤庄太郎 | |
| ゆったりゆる〜い『ラジオ深夜便』にぬくぬくできない! | 柴口育子 | |
| 気が遠くなるような「色」のできるまで | 渡邊十絲子 | |
| 植民地時代の古本屋事情 | 川上賢一 | |
| 新刊めったくたガイド | ||
| 人生を鮮やかに切り取るウォルヴンの十三篇 | 三橋曉 | |
| ウォンバットも目をまわす、愚者どもの楽園探し | 牧眞司 | |
| 傑作揃いのスタージョン短編集に驚愕すべし! | 大森望 | |
| 荒ぶる警察小説『悪果』の迫力を見よ! | 宇田川拓也 | |
| 時代小説史上最凶最美の女あらわる! | 永江朗 | |
| ダイエットからセックスまで“理想の自分”をさがす人々 | 東えりか | |
| 『黄金の王 白銀の王』に血がどんどこ脈打つぞ! | 北上次郎 | |
| 和田誠・気まぐれ劇場 | 和田誠 | |
| 悪党どもの肖像/ジョン・オハラの鮮やかな人間描写 | 吉野仁 | |
| ヒーローたちの荒野/『私の男』と「青い卵」の怖さ | 池上冬樹 | |
| 坪内祐三の読書日記/『雑巾先生』の初版本は二百六十二万五千円 | 坪内祐三 | |
| 日本SF戦後出版史/ガガーリンと星新一の巻 | 高橋良平 | |
| 自在眼鏡/上甲文庫三冊買って千円もらおう!他 | ||
| コラム | ||
| ・今月の林カケ子 | 林カケ子 | |
| ・ミミ中野のこれいただくわ | ミミ中野 | |
| ・古本屋セドロー君の午後 | 向井透史 | |
| 岸和田DNA/父、帰らず | 中場利一 | |
| 殺人事件でもゴミ出しは大切なのだ! | 大矢博子 | |
| ビルマ商人が見た七十年前の日本 | 高野秀行 | |
| ピース“TYZ”の文体にヤラれる | 霜月蒼 | |
| 幻想に反論する『戦前の少年犯罪』 | 柳下毅一郎 | |
| 掲載図書索引 | ||
| 続・棒パン日常/言語感覚・その3 | 穂村弘 | |
| 三角窓口/中高生に古典名作は読ませるな!他 | ||
| 長島千尋のうきうき道場 | 長島千尋 | |
| 「テロリストのパラソル」の弁護士的読み方 | ローヤー木村 | |
| 歩く旅ひとやすみ/額縁はどこへ | 沢野ひとし | |
| 今月のお話/二〇〇七年シーナ版ベストテン | 椎名誠 | |
| 後記 | ||

