WEB本の雑誌これまでのログ倉庫>サッカー本厳選15冊これを読め!


 こんにちは本の雑誌・営業の杉江です。何も隠してませんが自称サッカーバカで、主に浦和レッズバカです。毎度毎度我が浦和レッズの試合に駆けつけ、のどが切れるまで応援し、時には歓びを得、多くは失望を抱え、5日間を悶絶のなかで仕事をし、またその翌週の朝には希望に胸を膨らまし、駒場スタジアムに並んでおります。結局その繰り返しで1年が終わり、 一生も終わるのだと考えてます。

 さて、サッカーは決して見るだけのスポーツではなく、またやるだけのスポーツでもありません。そう、「読むサッカー」もあるのです。ここのところW杯イヤーということで、多くの書店さんでサッカー本のフェアを開催しています。数年前には考えられなかったほどのバブリーな出版状況に、さすがにすべて目を通そうと考えている僕も追いつきませんが、一応これまでに読んだサッカー本のなかで、スタジアムでサッカーを観戦したとき同様、興奮と感動を呼び起こされた本をここにざっと挙げてみました。

 それにしても、仕事をしている場合じゃないんですよねぇ…。本の雑誌社は僕以外サッカーバカがいないので、通常通り仕事をしていますが、もし僕が社長だったらこの時期社員旅行を組んで韓国に向かいますね。いつも安月給でコキをつかってごめんねって。こんな素晴らしい慰労はないんじゃないでしょうかね。そしてそれ以外も開催期間中は全部休みにして、月刊誌だって4年に1度くらいは出なくたって良いんじゃないかと思います。現社長の浜本にその話をしたら「安心しろ、お前は社長になれないから」ってハッキリ言われてしまいましたけど…。

 まあ、とにかく、自国で開催されるW杯でちょっとでもサッカーに興味を持たれた方がいらっしゃいましたら、今月いっぱい散々サッカーを見て、その後、試しにいくつかの本を読んでみてください。

 そして、これが一番大事なことですが、あなたの家から一番近いサッカーチームを応援してあげてください。弱かろうが強かろうが、下手だろうが上手かろうが、サッカーであることには変わりがありません。身近であればあるほど、愛情も深まりますし、そしてあなたのその愛が届く可能性も大きくなります。

 そして、スタジアムでお会いしましょう。もちろん敵であれば、容赦しませんが…。



『世界サッカー紀行 2002』
後藤健生著 
文藝春秋
1667円
どうして国が違うとこうもサッカーが違うのか? その答えを世界42カ国を旅し、歴史・文化・民族から紐解く1冊。



『監督の日記』
アレックス・ファーガソン著
NHK出版
1900円

『マネージング・マイ・ライフ』
アレックス・ファーガソン著
日刊スポーツ出版社
2500円
世界で1,2を争う実力と人気を備えたチーム・マンチェスターユナイテッドを築き上げた敏腕監督アレックスファーガソンの自伝と日記。英国からサーの称号を与えられるほどの名監督の、なかなか知ることのできない日常生活がこの2冊で克明に明らかにされる。意外とせこいことで悩んでいたりするのは笑えます。しかしカントナ引退時の話や、トリプルを達成したときの記述は涙を誘う。

『ぼくのプレミア・ライフ』
ニック・ホーンビィ著
新潮文庫
667円
サポーター<サッカーがなければ生きていけない取り憑かれてしまった人>の真理を描いた傑作中の傑作。執ようなまでの描写も鋭く、何度読み返しても楽しめる、サッカーバカにはたまらない1冊。

『6月の軌跡』
増島みどり著
文春文庫
514円
いったい選手達は何を考え、どう思い戦っているのか? 裏方さんを含め98仏W杯に出場した日本代表メンバー自身の言葉で綴るインタビュー集。02年メンバーとはかなり入れ替わっているが、代表チームを知るには最適な書。



『誇り』
木村元彦著 
集英社文庫
571円

『悪者見参』
木村元彦著
集英社文庫
724円
Jリーグのなかで世界を魅せてくれたスーパースター・ドラガン・ストイコビッチ。その決して平坦ではないサッカー人生を哀しいユーゴの歴史とともに描いた名著! 突然の国連制裁によりユーロ92を辞退せざるえなくなったとき、故国のファンは…。是非読んでみて下さい!



『ワールドカップ・メランコリー』
サイモン・クーパー著
廣済堂
1500円

『サッカーの敵』
サイモン・クーパー著
白水社
2700円
タイトルも装丁もカッコ悪いけど、内容はピカイチ1。なんといっても著者は現在サッカージャーナリストNO.1のサイモン・クーパー。(『サッカーの敵』の著者)この著者にかかれば、日本でヒーローのベッカムもダービッツも、おまけにクライフも、やたら人間味溢れるサッカー選手に。書き下ろしで日本代表への厳しい考察も!





『宗教世界地図』 
石川純一著
新潮文庫
362円


『民族世界地図』
浅井信雄著
新潮文庫 
362円


『世界紛争地図』
松井茂著
新潮文庫
438円
イングランドvsドイツ、イングランドvsアルゼンチン、日本vs韓国など世界では純粋なサッカーを越えた組み合わせがあるも、その戦いがどのような背景から生まれてきたのかを知るためのサブテキスト。

『欧州サッカー 60都市現地観戦ハンドブック 2000』
ダイナゲイト発売(地方小扱い)
1500円
まさに欧州サッカー版『地球の歩き方』。欧州各国のサッカーリーグを1部から3部まで徹底的に紹介します。その国の歴史やチームの歴史、そしてスタジアム周辺のパブやら地下鉄の出口まで。これからサッカー旅行をする人はもちろん、行きたいけれど忙しくて行けない人にとっても最高の夢枕本になること間違いなし!

『ウルトラニッポン』
ジョナサン・バーチャル著
無名舎
1600円
清水エスパルスのサポーターであるイギリス人著者が見た日本サッカーレポート。サッカー版『不思議な国ニッポン』か。おいおいそんなこじつけは…と考えつつも、思わず笑って納得させられてしまう名著です。


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