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| ■7月8日:第25回 |
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甲子園 行き先みつけたジェット風船 十八年分の勢い 空へ 塁間に一本の糸をひき GO DASH! 赤星走れば時間は縮む 五百回 修羅場の土を踏みしめて ヒジの縫い目は高津の誇り 監督に向いているなら ブラジルがとっくに声をかけているよジーコ シュンスケのクロスにタカハラ飛び込んで 野球は物理 サッカー化学! すいません。ひらに謝っちゃいます。いきなりお目汚しかとは思いますが、短歌のつもりです。 ぼくの周辺で突然、短歌がブームになりまして、歌会の真似事でもして遊んでみようかと、そのときつくった作品です。ちょうどコンフェデ杯やら、高津の500試合登板があった時期で、スポーツを題材にしてみました。ひー、かなりはずかぴー。季節感なし、格助詞が丁寧に入っているところが、いかにも素人感全開ですね。
そんなわけで、野球は物理、サッカー化学というフレーズは、TVのチャンネルを切り替えながら両方同時に観戦していたときに思い浮かびました。中村俊輔が加わった途端、たちまち化学反応が起きた様を詠んだつもりもありますが、そんな説明はいらん。 岡田武史、平尾誠二、古田敦也『勝利のチームメイク』(日本経済新聞社)を紹介しましょう。 サッカー、ラグビー、野球界から、それぞれ屈指の理論家を引っ張り出し、古田×平尾、平尾×岡田、岡田×古田と、トライアングル形式の対談を三部構成にして収録した本です。 よくあるビッグネーム頼りの対談ものと言えばその通りですが、おもしろいぞ、これ。 通常なら3人のうち2人だけで1冊の本になりそうな(したくなる)ところを、語り部3人揃えた分、うまい具合に化学反応を起こし、対談本にありがちな薄く引き延ばした感じもなくなっている。 平尾誠二は言う。日本人はチームワークを構築するのがヘタだ。 チームワークとは、和を乱さずに協調してやっていこうという類のものではなく、個人が最大限の力を発揮してチーム全体の力の向上に寄与することである、と。 岡田武史は言う。判断スピードの遅さは、結局は自信のなさから来ている。自信のなさは経験値の低さからきている。 つまり、反応の速さとは、どれだけ経験を積み、自信を持ってプレーできるかということである、と。 あとは、いくら日経新聞社の本だからといって、くれぐれも本書をビジネスに活用しようとか、上司と部下がうまくやっていくための方法を学ぼうとか、そんな読まれ方をされないように希望します。 |
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