|
|
|
|
|
||
| ■10月6日:第32回 |
|
10月10日の開幕を目前にして、さっぱり盛り上がってませんねえ、ラグビーW杯。 今大会はジャパンに対する悲観論が出尽くした感があり、「4戦全敗は覚悟の上としても、せめてラグビー不毛の国アメリカには善戦して欲しい」とか、「どうせ二軍を出してくるフランスにはなんとか50点差くらいで勘弁してもらえないか」とか、絶望的な前評判が渦巻いております。 こんなふうに大勢の見方が一致しているときこそ、本番では意外なアップセットが起こるもので……などと書くだけでアフォ呼ばわりされかねません。 甘酸っぱいせつなさがこみ上げてきたのは、ラグビーW杯を特集した「NUMBER」最新号の大見出しです。 <神様、日本ラグビーに「奇跡」を。> うう、せつない。ジャパンが勝つには、もう神様に奇跡をお願いするしかないんでしょうか。 しかもこの特集で大きくフィーチャーされているのはアンドリュー・ミラーで、「司令塔のミラーさえ出てくれればひょっとして……」という最後の望み扱いになっているのに、そのミラーはどうやら間に合いそうにない様子。うう、せつなさ倍増。 そんなわけでぼくもお楽しみをワールド・ラグビーに切り替え、せっせと先日のトライネーションズ(ニュージーランド、オーストラリア、南アフリカの三カ国対抗戦)のビデオを知り合いに借りて観戦するなど、W杯に向けて気持ちを盛り上げているところです。 うちは住宅環境上、CS放送を視聴できないため、最近の海外ラグビーは浦島太郎状態だったんですが、トライネーションズを数試合観ただけで、こりゃ日本のラグビーとは別競技だよなあと呆然としてしまいます。 いちばん違いを感じたのはポジションの概念です。おお、そんな位置にロックが待っているのかとか、ほお、ウイングがクラッシュして起点になる役目をやるのかとか、驚きっぱなし。これ以上書くとボロが出そうだからやめておきます。
ラグビーマガジン別冊秋季号『RUGBY WORLD CUP 2003 PREVIEW』を紹介します。書籍じゃなくてムック。とりあえずW杯観戦のお手元にはこれ一冊あればなんとかなるんじゃないかというガイドブックです。 出場20カ国の代表チームが網羅されていますが、たとえば目にとまったのはグルジアです。グルジアなんてどこにある国なのかすら知らなかったので地図帳で調べましたよ。トルコの東北、アゼルバイジャンの北ですね。かつてはソ連だった。あ、そんなの知らないのは私だけですか。 内戦のため国際舞台への登場が遅れたが、フランス人の監督を迎え、欧州予選でロシアを破って出場権を獲得した、と。そういえばW杯出場を逃したそのロシアにも負けたのが日本です。 グルジアは格闘技大国で、「つかみ倒すタックルが得意技」なんだそうです。こういうのを読むと、グルジア対サモア戦を見たくなるなあ。 グルジアの総人口は約495万人、ラグビー競技者人口は1200人というデータも掲載されています。1200人ですか。それでロシアやスペインに勝ちましたか。 ちなみに日本のラグビー人口は14万人だそうです。それで負けましたか、ロシアやアメリカに。 あとは神様に祈りましょう。日本の初戦、スコットランド戦は10月12日(日)です。 |
||||
|
|