お店で棚の補充をしていたときのこと。
二人連れの女の子が、
「このシリーズおもしろいんだよ」とまとめ買いしていったのが、
ランダムハウス講談社のお茶と探偵シリーズでした。
えー!大丈夫なの???その制服は中学生でしょ!!
当時は私はランダムハウス講談社は全くノーチェックで、
てっきりロマンスミステリーだと思ったのです。
ロマンス!結構描写激しいし、中学生には刺激が強すぎ。
でも面陳ならともかく棚から抜いて、しかも友達に薦めている。
ちょっと売れる匂いがするぞと読んでみました。
主人公セオドシアは広告業界でバリバリ働いていたエリートでしたが、
忙しい毎日にくたびれて、退職して田舎でティーショップを始めます。
従業員はホテルから引き抜いたティーブレンダーのドレイトンと、
悩める苦学生でもお菓子作りの腕は超一級のヘイリー、
そしてダルブラドール(つまりミックス)の看板犬アールグレイ。
お店の経営も順調で、〜以下略〜ところが殺人事件が!
ミステリーとしても普通に面白いのですが、この小説、
生き生きと描かれるティーショップの毎日が大変魅力的です。
ERなみに次から次へとお客様をさばいていく様子や、
おいしそうなお茶やお菓子の描写、けなげなセラピー犬アールグレイ、
なんかどれも私の大好物です。
そしてドレイトン。
このキャラクター、すっごく好みかも。
ドレイトンは、きっとやさしげな美青年で(←そんなことはどこにも書いていない)、
セオにはジョリーデイビスという弁護士の恋人候補がいるけど(全然出番はない)、
きっと最後にはドレイトンのやさしさに気づいて、
「本当の青い鳥はこんな身近にいたのね」みたいな展開になるに違いない。
と妄想しつつ読み進めていくにつれてだんだん違和感が・・・。
なんかドレイトンご隠居さんみたいになってない?
慌てて読み返してみると、1巻目17ページにはっきり書いてありました。
ドレイトンは今年62歳。
なぜ、これを見落としていたんだろう私。。。一気にテンションが落ちます。
いやでも待て。年の差36歳。ありじゃない?いけるいける。
頑張れドレイトン!私はドレイトン・セオドシアのカップルを一押しです!
結論。
というわけで、中学生でも全く問題なし。
むしろ中・高校生と心に乙女を隠し持つ大人の女性に読んで頂いて、
ドレイトンの素晴らしさを分かちあいたいと思います。
4巻目イングリッシュ・ブレックファースト倶楽部が発売になったばかり。
今が旬です。まとめ買いして一気に読んじゃってください。
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