今年も年末のランキング本が発売される時期になりましたね。私は、「ダ・ヴィンチ(ブックオブザイヤー特集)」と「サイト」(同じく)と、「このミステリーがすごい」と「このライトノベル〜」と「この漫画〜」と「オススメ文庫王国」を購入してます。他は記事によって買ったり買わなかったり
。
それらにあやかって、私も何かランキングしてみたい。ということで、今年最もツボだったおにいちゃん本を勝手にランキングしちゃいます!古くは「ここはグリーンウッド」の蓮川一弘から最近では「フルーツバスケット」の草摩綾女まで、弟妹を溺愛しつつ歪んだ愛情表現でうっとうしがられているおにいちゃんが大好きなんです。
第三位。講談社「中原の虹」より李春雷。 これは恐れ多くてとても萌えようがないのですが、まさか兄が出てくるとは…。あの兄弟が会談する場面はうめきながら読んだのですが、にじみ出た涙と鼻水がにがかったです。
第二位。文春文庫「カラフル」から小林満。この兄、とんでもないツンデレです。
さて栄えある第一位(パンパカパ〜ン)。角川書店ビーンズ文庫より身代わり伯爵シリーズよりベルンハルト伯爵フレデリック・リヒトクライス。元々ビーンズ文庫は、マルマの渋谷勝利やら彩雲国やらおにいちゃん度が高かったのですが、フレッド(フレデリック)は素晴らしい!まさにここ数年で最も「妹を溺愛しつつ歪んだ愛情表現でうっとうしがられているおにいちゃん」ですね。どんだけ自分と(←ここもポイント)妹のことが好きなのさ。
ということで長い前振りでしたが、今月は「身代わり伯爵の挑戦」を紹介いたします。
シリーズのあらすじは以下の通り。下町のパン屋の娘ミレーヌは、ある日隣国アルテマリスに連れてこられ、幼い頃養子に出された双子の兄フレッドが駆け落ちをしたことを知らされます。駆け落ちを隠すために、兄の身代わりとして宮廷に乗り込むが・・・。
ライトノベルと侮ることなかれ。この本は面白いです。まず文章がうまい。展開はテンポよく、ギャグのキレがいい。小技がまたにくい。筋肉組み体操・女装・熊の着ぐるみ・ハーレム計画・最終兵器まずいパン。どうです、読みたくなったでしょう。
それに主人公が普通の女の子なのがいいです。ピンチになったら愛のパワーで奇跡をおこすこともなく、どちらかというと事件の外側をドタバタ走り回って、大して役に立っていないのですが、しっかりストーリーの進行にはからんでます。恋人候補のリヒャルトとは、くっつくの?くっつかないの?あーもーじれったーい関係で、このリヒャルトもしっかり(秘密の)妹のいるおにいちゃんです。
巻を重ねるごとに売上の伸びている、今店で一番元気なライトノベルです。今回紹介した作品には、どれもタイプの違うおにいちゃんが登場しますので、おにいちゃん好きの方は是非読み比べてみて下さい。ってそんなの私だけですか?
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