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読むと幸せな気持ちになれるマンガ、それが『よつばと!』だ。
コミックスは現在3巻まで発行されているが、一話完結スタイルなので、どの巻を取っても、どの話を読んでも、笑える、幸福感に浸ることができる。
幸せ、幸せ、と言い過ぎると逆にうさんくさく聞こえる場合があるから、別の表現を使いたいのだけれど‥。Happy? 同じか。
よつばは、6歳くらいの女の子。とーちゃんと二人で街へ引っ越してきた。よつばは、お隣さんの玄関で「アイスクリームください」とあいさつしたり、デパートの大きさに驚き「くにがつくったのか」とたずねる変な子だ。だけど、とーちゃんを始めとしてお隣さん、周りの人がみんな好き。だからみんなもよつばのことが好き。
そして季節は夏、せみとり、プール、お祭り、花火と楽しいことがいっぱい。その夏という季節が持つゆるさがさらに気持ちよさを増してくれる。
この幸福感とゆるさはある映画と共通すると思う。それは「ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ」だ。
いや違う!、と即突っ込まれるかもしれないが、私がそう思ったのだから話を続ける。
2000年に公開されたキューバの老ミュージシャンたちの音楽ドキュメンタリー映画。曲を聴けば、映画を観ていない人でも、ああ、知っている、気持ちがいい音楽だよね、と思い出すはずだ。
キューバで細々と音楽活動を続けていた人たちが、CDのヒットをきっかけに表舞台に登場し、カーネギーホールでコンサートを行う。そのすばらしい雰囲気、盛り上がり。何よりステージで歌っている演奏しているおじいちゃんたちが、なんて幸せそうな顔をしていることか。
幸せな人がいること自体の幸せ。それも『よつばと!』との共通点。よつばは、毎日本当に楽しそうなんだ。
そんなゆったりとしたストーリーと雰囲気なのに、3巻のあるシーンで、わたし感動してしまった。感動という言葉も使いたくないな。そういう種類のマンガじゃないんだ。言い換えれば‥、チョー幸せ‥(苦笑)。とにかくこの感覚を読んで味わってしてほしい。
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