☆幼少の頃の想い出の1冊を教えて下さい。
幼少の頃の想い出の1冊は、アンデルセン童話の「人魚姫」です。最近、大人向けに書かれた小説の「人魚姫」を読んだのですが、小説の方は泡になってしまった「人魚姫」のその後の様子などが書かれていて、子どもの頃に読んだ悲しい「人魚姫」のお話とは違った面白さがありました。幼稚園のお遊戯会で初めて主役を演じた作品ということもあり、とても想い出深い1冊です。
☆最近気になる1冊というと?
人から勧められて読んだのですが、乙一さんの「暗いところで待ち合わせ」という本です。殺人容疑をかけられた男の子が、目の不自由な女の子の家に逃げ込んだことから始まる、奇妙な2人の同棲生活のお話なんです。社会に馴染めないちょっとしたコンプレックスをもつ二人が、そんな二人の生活を通してちょっとずつ心を開いていく、ミステリーの要素もあり、ラブストーリーもあり、といった本で、最後は感動して泣いてしまいました。
☆田中麗奈さん著書の「ユメオンナ」講談社 について
小さい頃から、本を読むことも好きでしたし、作文を書くことも好きでした。中学生になってからは日記を書いたり、詩を書いたり。いつか本を出せるかもしれないと、思ったこともありました。18歳の時、東京にでてきて、毎日仕事に忙しい生活の中、夜寂しくて眠れないこともありました。そんな時、これから自分はどうなっていくんだろうとか、将来の自分に期待するワクワクした気持ちを文章にすることで、心のバランスをとっていたような気がします。今、毎日のお仕事は、とても刺激的です。小さい頃、夢見ていた場所にいま自分がいて、そんな私には歴史がある。遠い世界を夢みている人に、こんな風に夢って叶えていくんだなあとか、自分にも夢を叶えられる可能性があるんだ、ということを読者の方に感じてもらえたら嬉しいです。また、上京してドキドキしていたり、新しい場所での生活に不安を感じている人にも、そして私の仕事の失敗談なども書いてあるので、仕事に忙しくしている人たちがこの本を読んで、ホッとしたり、ハハハって笑ってもらえたらいいなあと思います。
☆田中麗奈さん出演「容疑者 室井慎次」について
柳葉さんが演じる、「室井慎次」は、テレビや映画の中でも緊張感がありましたが、実際の撮影現場でも、存在感があるし、インパクトがあるし、周りに緊張感を与えていました。1日の撮影が終わってホッとすると、緊張していたんだなあという自分に気づきます。いつも窮地にたたされている感じというか…笑。室井さんというと、完璧なイメージがありますが、今回の映画ではそんな室井さんの意外な面が見られたり、不器用でありながら自分の信念にまっすぐ向かっていく姿には、とても心をうたれます。今回の私の役は、小原久美子という新米弁護士役なのですが、彼女も完璧じゃないし、心の奥にコンプレックスを抱えながら、今回の事件に立ち向かっていくんです。そんな彼女が事件を通して成長していく姿を是非見て下さい。
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