
- 『源平合戦の虚像を剥ぐ―治承・寿永内乱史研究 (講談社選書メチエ)』
- 川合 康
- 講談社
- 1,785円(税込)

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妻を家に置いて、子供たちを温水プールへ連れて行く。
わが家の子供たちは水が苦手で、ちっとも泳ぎが上達しない。だいたい妻は今でもほとんど泳げないといってもいいし、私も今でこそそこそこ泳げるものの、子供の頃は水泳が苦手だった。小学生のとき、見かねた父に、足のたたないプールの真ん中に放り込まれ無理やり泳がせられたが、結局泳げず溺れそうになって、通りがかりのおっさんに助けられたのである。おかげで大変な苦手意識と劣等感を持っていたのだが、後で父もたいして泳げなかったことを知り、ふざけんな、と思ったのだった。自分ができないことを、息子にスパルタするか。
だから自分の子供たちには恐怖心を煽らないよう教えてやろうと思っているのだけれど、結局私の水泳が格段に進歩したのは、学生のときに、海の生きものに出会ってからで、ヘンな生きものが見たいばっかりに、どかどか海を潜りまわって、気がつくと苦手意識が消え去っていたのだった。したがって、子供にはプールでごちゃごちゃ教えるより、自分が泳いでいることを忘れるぐらい、水中の生きものに親しませることではないかと、心のどこかで思っている。プールの底にも、せめて海老・蟹・ヒトデなんかがいると、子供も上達が早いと思うのだが、そんなプールはないだろうな。
ファミレスで昼めし食って、図書館で絵本を借りて帰る。
夜、川合康『源平合戦の虚像を剥ぐ』(講談社選書メチエ)を読む。

