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    <title>宮田珠己のスットコランド日誌</title>
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    <updated>2008-12-01T06:23:44Z</updated>
    <subtitle>集英社WEB文芸「レンザブロー」にて宮田珠己連載「だいたい四国八十八ケ所」がスタートしました！
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    <title>11月22日（土）</title>
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    <published>2008-11-22T06:23:21Z</published>
    <updated>2008-12-01T06:23:44Z</updated>

    <summary>　さらにまたガシガシガシガシ３０キロ無心に歩く。マメは９つになった。　四国遍路に...</summary>
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        <![CDATA[　さらにまたガシガシガシガシ３０キロ無心に歩く。マメは９つになった。<br />　四国遍路にきて以来、海に流れ込む川があるたびに、橋の上で立ち止まって川面を覗き込むのが癖になった。透明感を味わうためだ。ここまでに渡ったどの川も、驚くほどの透明度で、底まで透けて見える清流は、ただ眺めているだけでじわじわと体に水分がしみこむような心地がする。<br />　それで安芸市内で通りがかった小さな川を、いつもの調子で覗き込んだら、川幅いっぱいに鯉がいて驚いた。しかも覗き込んだ私の顔めがけて、どわわわっと寄ってきた。みなぬらぬらした大きな口を開けて、私が落ちたらパクパク食べるつもりらしかった。鯉め。ふざけてはいけない。 ]]>
        
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    <title>11月21日（金）</title>
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    <published>2008-11-21T06:22:41Z</published>
    <updated>2008-12-01T06:23:04Z</updated>

    <summary>　昨夜は金剛頂寺の宿坊に泊まる。　死後の世界を見に行くことになり、エレベーターに...</summary>
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        <![CDATA[　昨夜は金剛頂寺の宿坊に泊まる。<br />　死後の世界を見に行くことになり、エレベーターに乗って降りていった。すると、天井の高い工場のようなところに出た。目の前にトロッコが３台あって、ランプがついているのに乗れ、と標識がたっていた。真ん中のランプがついている。<br />　トロッコといっても、ガレージぐらいの大きさで、車１台が乗れる長方形の枠に三角形の出っ張りがはみ出していて、人間はその出っ張りのところに立つようになっている。いつの間にか車が１台乗っており、ドライバーが降りてきて私の隣に立った。それは若くしてガンで死んだ青年であった。自分は冷やかしでこんなところに来てよかったのだろうかと畏れ多い気持ちがする。せめてこの青年の前では、自分も本当に死んだような顔をしていなければいけないと考えた。<br />　トロッコはある程度走ったところで停止して、われわれが降りると自動的に元の場所へ戻っていった。といっても、さっき乗った場所がすぐそこに見えるぐらいで、こんなに近いのかよ、と意外に思う。<br />　どういうわけか私はプールに入っている。プールには、内部に赤い球状のものをくるんだ三角形の白いぷにゅぷにゅした、水餃子のようなワンタンのようなものがたくさん浮かんでいた。それを背中とプールの縁で挟んで、肩のツボに押し当てるようにしている人がいる。中の赤い球がぐりぐりして効くらしい。自分もやってみるが、するっと逃げられて、なかなかツボにはまらない。<br />　そうやって水中で苦闘していると、深いところに太い柱のようなものが２本見えた。潜って調べてみたところ、その片方はたしかに死後の世界へ通じていて、その瞬間、背筋がぞっとする。ああ、こんなプールに浸かっていてはいけないと思いながら、ためしにちょっとだけその柱をたぐって潜ってみたいような、そんな自分の怖いもの見たさに、お前はどうしようもないバカだとののしりたいほどの自己嫌悪を憶える。そうでなくても、こころなしかプールの水が、その柱を伝って底の国へ飲み込まれつつあるような気がする。<br />　──このままでは、とりかえしのつかないことになる。<br />　水が流れはじめている。<br />　何やってるんだ。早くプールからあがれ。お前はなんてバカなんだ。<br />　プールの水は、一見静水のようでありながら、その実、水面下では力強い渦となって、すべてを飲み込んでいたのだった。<br />　その後、布団をたたんで朝食。<br />　そうして７時半頃また歩き出し、昨日サボったのを挽回するようなつもりで、３０キロ進んだ。 ]]>
        
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    <title>11月20日（木）</title>
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    <published>2008-11-20T06:22:03Z</published>
    <updated>2008-12-01T06:22:21Z</updated>

    <summary>　あまりのマメの痛さに、ついに気力が減退し、今日の行程は８キロにとどめる。空いた...</summary>
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        　あまりのマメの痛さに、ついに気力が減退し、今日の行程は８キロにとどめる。空いた時間で海に出て石を拾った。実はこれまでにも時々海岸に出たときに拾っていたのだが、今回はじっくり腰を据えていい石を選んだ。多摩川で一緒に石を拾ったイトヒロさんのことを思い出す。イトヒロさんもこうやって石を拾いたかっただろう。それにひきかえ、自分はマメは痛いが、今こうしてここにいて元気である。それだけで十分じゃないかと思う。 
        
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    <title>11月19日（水）</title>
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    <published>2008-11-19T06:21:24Z</published>
    <updated>2008-12-01T06:21:46Z</updated>

    <summary>　ようやく室戸岬に到達した。それまで風などなかったのに、岬を回り込むと、ものすご...</summary>
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        <![CDATA[　ようやく室戸岬に到達した。それまで風などなかったのに、岬を回り込むと、ものすごい強風が吹いていた。西側と東側では、これほど違うのかと驚く。<br />　マメを数えてみると、両足の親指以外の全部の指にできていた。８つのマメを持つ男。００７に出てきそうだ。 ]]>
        
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    <title>11月18日（火）</title>
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    <published>2008-11-18T06:20:29Z</published>
    <updated>2008-12-01T06:20:48Z</updated>

    <summary>　今日は３０キロ以上の長い行程。　足の裏にはもはや６つか７つのマメができており、...</summary>
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        <![CDATA[　今日は３０キロ以上の長い行程。<br />　足の裏にはもはや６つか７つのマメができており、とても痛い。その痛いのをぐいぐい踏み潰すようにして歩いていった。<br />　途中、東洋大師という小さなお寺で、チベットを感じた。何がそう思わせたのかわからないが、たしかに香るチベットの風情。思えばそれは、今回海岸線を歩いている間じゅう、心のどこかで感じていたことだった。なぜだろう。考えてもわからない。風景はちっともチベットと似ていないのに。 ]]>
        
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    <title>11月17日（月）</title>
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    <published>2008-11-17T06:19:43Z</published>
    <updated>2008-12-01T06:20:05Z</updated>

    <summary>　宿坊に泊まったので、朝の勤行に出てみようかと思ったが、私はお遍路しておりながら...</summary>
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        <![CDATA[　宿坊に泊まったので、朝の勤行に出てみようかと思ったが、私はお遍路しておりながら、白衣も羽織らず（前回買ったが、自宅に置いてきた）、数珠も持たずに（前回もらったが、自宅に置いてきた）来ているので、常に私服である。そういう格好で朝のお勤めに出ていいものかどうか心配になり、やめてしまった。だいたいお遍路の必需品である、弘法大師の身代わりと言われる杖さえも持っていないのだ。持っているのは、円錐形の菅笠だけである。なぜ頭だけちゃんと買ったかというと、菅笠は雨の中を歩くのに便利だろうと思ったからで、実際昨日、便利だった。雨が全然顔にかからない。<br />　思えば、本格的なお遍路さんは、頭が三角（円錐形）で全身白づくめで、まるでイカのようだ。私は頭だけイカで、あとは単なるバックパッカーである。<br />　さて今日は、天候も回復。海沿いを延々歩いた。<br />　室戸まで８１キロという表示。その室戸岬を越えて、今回は高知まで行こうと思っているのだが、岬へ到る国道は、途中、食堂や店どころか自動販売機もない区間が長く続き、四国遍路の難所のひとつに数えられている。ここまでの山登りや、この長く単調な室戸岬越えまでの区間で、歩き遍路の七割が挫折するのだと昨日宿坊で会った男性が言っていた。たしかに、散歩気分でここまで歩いてきた私も、食料も缶ジュースも補給できないこの長い道のりには、身が引き締まる思いがする。 ]]>
        
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    <title>11月16日（日）</title>
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    <published>2008-11-16T06:18:51Z</published>
    <updated>2008-12-01T06:19:24Z</updated>

    <summary>　雨のなかを歩く。しかし午前中だけで、午後から止んだ。　四国遍路で初めて海沿いに...</summary>
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        <![CDATA[　雨のなかを歩く。しかし午前中だけで、午後から止んだ。<br />　四国遍路で初めて海沿いに出た。それだけのことで気持ちが晴れやかになる。朝６時におき、７時には宿を出てひたすら歩き、夕方３時４時には宿について、風呂に入って洗濯して食事して、８時には寝てしまう。シンプルな日々。<br />　前回は、宿で空いた時間に読もうと思い文庫本を持ってきたが、夜はどうせ倒れこむように寝るだけなので、今回は往復の新幹線用に一冊持ってきただけである。つまり毎日本さえも読まない。その本を読まないということが、時間を充実させていると感じる。この世界には、本ばかり読んでいるとキャッチできない何かがあるのだ。 ]]>
        
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    <title>11月15日（土）</title>
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    <published>2008-11-15T01:00:16Z</published>
    <updated>2008-11-27T01:00:36Z</updated>

    <summary>　今日もずんずん歩く。標高５００メートル近い山をふたつ越えた。ふたつというのは、...</summary>
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        <![CDATA[　今日もずんずん歩く。標高５００メートル近い山をふたつ越えた。ふたつというのは、まさにふたつで、いったん登ってまた標高２０メートルぐらいまで降りてきて、あらためて別の山を登るのである。四国遍路など、距離は長いが、制限時間もないのだし、のんびり行けばそのうち着くだろうと気楽に考えていたが、なかなかきつい。<br />　それでも、知らない土地を歩くのは楽しい。たった二日歩いただけで、日常のことはさっぱり忘れた。<br />　 ]]>
        
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    <title>11月14日（金）</title>
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    <published>2008-11-14T00:59:43Z</published>
    <updated>2008-11-27T00:59:59Z</updated>

    <summary>　昨夜徳島駅近くのビジネスホテルにチェックインし、今日の朝から歩き始める。　６月...</summary>
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        <![CDATA[　昨夜徳島駅近くのビジネスホテルにチェックインし、今日の朝から歩き始める。<br />　６月に一番札所から十七番札所を経て徳島駅まで歩いているので、その続き。この四国遍路の話は、別のＷＥＢサイトで書くことになるので、ここでは詳しくは書かないが、まったく日記を書かないわけにもいくまい。ので、簡潔に記す。<br />　昨夜のテレビニュースで、市内を流れる新町川の河口付近にアカエイの大群が棲みついたと言っていたので、見に行った。だが、エイの居場所はわからず、それより、地図で確認して渡ろうと思っていた橋がずいぶん高いところにかかる橋で、階段で上がるにせよ、坂を登るにせよ、大変しんどそうだし、先の行程を考えると回り道は得策でないと判断して引き返した。<br />　しかしあとになって、もうちょっと無理をしてでもエイの大群をもっと探せばよかったと後悔する。四国遍路でエイ。素敵すぎる組み合わせではなかったか。<br />　余計に歩いたせいか、初日というのに、さっそくマメができてしまった。 ]]>
        
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    <title>11月13日（木）</title>
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    <published>2008-11-13T00:59:06Z</published>
    <updated>2008-11-27T00:59:24Z</updated>

    <summary>　いよいよ四国へ向かうことにした。　イトヒロさんのこともあって、今はまだそのタイ...</summary>
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        <![CDATA[　いよいよ四国へ向かうことにした。<br />　イトヒロさんのこともあって、今はまだそのタイミングじゃないんじゃないか、という思いがしつつも、そんなことを言っていても、そのタイミングはきっと来ない、今じゃないというタイミングのそのときこそが実はちょうど潮時なのだ、と自分に言い聞かせ、新幹線で西へ。<br />　車窓から見る空が、正月のように晴れて、すがすがしかった。<br />　思っているよりはるか手前から富士山が姿を現す。富士山は、ぼってりと砂糖のかたまりをかけた和菓子のようだった。昔はもっと鋭角的で、見る人を威圧するような山だったはずだ。ギザギザした白マントの裾をひらつかせ、コウモリダコの如く虚空に浮かんで、惑星ザルドスふうに世界を睥睨していたものである。それが今では、風景のなかで穏やかな老人的佇まいを見せている。<br />「オレももう昔のオレじゃなくなったよ」と富士山は言った。「わかるよ」と私は心の中でこたえた。「いろいろあったのさ」と富士山はさらに言った。「日本一とかそういうことは、もうどうでもいいんだ」<br />　時速３００キロとは思えぬ、ゆったりとした動きで背後に遠ざかる富士山は、和菓子からだんだんコタツ的な姿に変わって、まだ何かぶつぶつ言っているようだった。私はただただうなずきながら、無言のまま裾野を走り抜けた。 ]]>
        
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    <title>11月12日（水）</title>
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    <published>2008-11-12T00:58:30Z</published>
    <updated>2008-11-27T00:58:46Z</updated>

    <summary>　プリンタ壊れる。ビデオカメラの次は間違いなくポットだと思っていたが、思わぬ伏兵...</summary>
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        <![CDATA[　プリンタ壊れる。ビデオカメラの次は間違いなくポットだと思っていたが、思わぬ伏兵がいた。<br />　イトヒロさんのお通夜へ。<br />　往復の電車でピエール・ロチ『秋の日本』（角川文庫）を読む。著者の思い込み全開のエキゾチックな日本。しかし、イトヒロさんのことが頭にちらついて集中できず、少し読み進んだだけだった。 ]]>
        
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    <title>11月11日（火）</title>
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    <published>2008-11-11T00:57:54Z</published>
    <updated>2008-11-27T00:58:11Z</updated>

    <summary>　まだ頭が朦朧としているが、風邪はそれ以上悪化しない。　仕事場で四国遍路のまだ書...</summary>
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        <name>本の雑誌社</name>
        
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        <![CDATA[　まだ頭が朦朧としているが、風邪はそれ以上悪化しない。<br />　仕事場で四国遍路のまだ書いていなかった続きを書く。ふと、八十八ヶ所をめぐる約１２００キロの行程をグラフにすることを思いつき、一番札所からの距離を横軸に、標高を縦軸にして、アップダウンがわかるようにしてみた。すると６月に歩いた、俗に"遍路中最大のへんろころがし"と呼ばれる難所が、実は最大ではなく、後にそれ以上の難所が４ヶ所も５ヶ所もあることがわかった。やっとれんな。<br />　このように有益な発見があるから、グラフはやめられない。<br />　明日通夜、あさって葬儀だそうだ。 ]]>
        
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    <title>11月10日（月）</title>
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    <published>2008-11-10T00:57:17Z</published>
    <updated>2008-11-27T00:57:36Z</updated>

    <summary>　朝から喉が痛いうえに、頭が朦朧としている。　それでも熱はないし、咳もないので、...</summary>
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        <![CDATA[　朝から喉が痛いうえに、頭が朦朧としている。<br />　それでも熱はないし、咳もないので、午後から四国遍路へ向かうべくパッキングしていると、イラストレーターの森優子さんから、イトヒロこと伊藤博幸さんの訃報が届いた。<br />　一瞬の驚きのあと、そうなのか、という思い。前回お見舞いに行ったときには、重い病気のわりに病室では淡々とのんきにしておられたので、まだまだ長生きされるだろうと思っていた。まさかこんなに早く亡くなるとは。<br />　イトヒロさんとは、雑誌旅行人の執筆者同士として知り合い、数年前いっしょに多摩川に石を拾いに行ったのだった。多摩川といっても上流ではなく、都市化の進んだ聖蹟桜ヶ丘のあたりで、たいした石もないのに、互いに何か変な味わいのある石を探して競い合った。いい大人がやるようなことではなかったが、私やイトヒロさんがやるようなことであった。そのときは、どう見ても肉の赤身に見える石を見つけた私が勝った形で終わった。さらに、後に森優子さん、田中真知さんら、雑誌旅行人の執筆時に知り合った人たちと、今度は青梅に石拾いに行き、次いで写真家の糸崎英朗さんに案内してもらって高尾山へ粘菌を探しに行ったりもして、そういうしょぼいネタ方面のよきパートナーとして、徐々にタッグを組みかけていたのだった。だが、イトヒロさんの突然の入院で中断。回復したら、また石拾いにでも行こうと思っていたのに、亡くなられてしまった。残念としか、いいようがない。<br />　パッキング中も朦朧としていた頭がますます重くなってきて、これはイトヒロさんが行くなと言っているのだ、と考えることにして、すぐに通夜やお葬式もあるだろうから、四国遍路はそれまで延期することにした。 ]]>
        
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    <title>11月9日（日）</title>
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    <published>2008-11-09T00:56:22Z</published>
    <updated>2008-11-27T00:56:56Z</updated>

    <summary>　私としたことが、日曜なのに仕事場へ行って原稿書き。　というのも、明日からいよい...</summary>
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        <name>本の雑誌社</name>
        
    </author>
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.webdokusho.com/suttoko/">
        <![CDATA[　私としたことが、日曜なのに仕事場へ行って原稿書き。<br />　というのも、明日からいよいよ四国遍路第二弾へ行こうと思いたち、その前にやっておくべき原稿を終わらせようと思ったからだ。<br />　しかし朝起きたときから気分がすぐれず、曇天のせいでブルーなのかと思っていたら、いざ仕事をしはじめた途端、悪寒がし、さらに頭がボーっとして喉が痛くなってきた。<br />　このことから、休日の仕事は、体に深刻なダメージを与えるということがわかった。 ]]>
        
    </content>
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    <title>11月８日（土）</title>
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    <published>2008-11-08T00:51:21Z</published>
    <updated>2008-11-17T02:17:31Z</updated>

    <summary>　江口寿史『江口寿史の正直日記』河出書房新社を読む。　帯に、これはクズの日記だ、...</summary>
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        <![CDATA[　江口寿史『江口寿史の正直日記』河出書房新社を読む。<br />　帯に、これはクズの日記だ、とあったので読んでみたのだが、とくにクズとは思えなかった。本人はサボってばかりで全然働いてないのを苦にしているようだが、傍目にはごくふつうに働いているように見える。これは私も基本クズ目線だからそう思うのか。どうだろう。ふつうはこんなもんだと思うが。<br />　自分はこんなにサボっておらず、毎日きちんと真面目に働いていると、胸を張って言える奴は前に出ろ。そういう奴はそのうち過労でおかしくなるから、一度初心にかえって、よくサボるように。<br />　来年小学校入学予定の息子のランドセルを買いに、職人が作る丈夫なランドセルがあるという西新井まで出かける。しかし安いもので３万８０００円もし、だったら登山用品の店でいいザックを買ったほうが遊びにも使えていいんじゃないかと思った。あえてランドセルでなければならない理由は何か。ランドセルは重心が後ろにありすぎて長く歩くと疲れる形だと思うがそのへんどうなのか。ランドセルに変わる画期的な新商品が登場するべき時期にきている。ビジネスチャンス到来だ。先入観を打破せよ！　ってオレはやらんが。<br />　今日の要点<br />　なるべくサボりつつ、先入観を打破。　<br />　<br />　ところで、わけあって次回更新は遅れるかもしれません。<br />　ご迷惑をおかけしますが、どうか私を探さないでください。 ]]>
        
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